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「ディオフィールドクロニクル」をプレイした感想・評価

ディオフィールドクロニクルをプレイした感想・評価

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こんにちは!タクティカルRPGでは、どうしても仲間を死なせてしまう「どせいくん」(@zyamirasu)です。

今回は、スクエニ×ランカースの「THE DIOFIELD CHRONICLE」(ディオフィールドクロニクル)をプレイしました。

このゲームを一言で表現すると「自由度の高いシミュレーションRPG」

シミュレーションRPGはマス目があるターン制バトルが一般的ですが、このゲームはマス目がないリアルタイムタクティカルバトルを採用していて、普通のシミュレーションRPGではできない戦略バトルが新鮮で楽しかったです。

実際にこのゲームをプレイしてみた評価は☆3.5

ゲーム性
ストーリー
演出
ボリューム
親切さ
完成度(ゲームバランス、バグ)

ちなみに、今回僕がプレイしたのはPS5版で、プラチナトロフィーを取得済みです。

プラチナトロフィー

詳しい感想は以下にまとめたので、ぜひ参考にしてください。

もちろんネタバレには最大限注意してあるので、安心してどーぞ!

良かった点 悪かった点
  • 兵科ごとの特徴を活かした戦い方が楽しい
  • 1回のミッションが短い
  • 敵の行動を待たなくていい
  • 終盤まで攻撃パターンが変わらない
  • 仲間キャラが差別化されていない
  • やり込み要素が少ない
  • 最終チャプター以降スクショが録れない
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「ディオフィールドクロニクル」の基本情報

ディオフィールドクロニクルの基本情報

「THE DIOFIELD CHRONICLE」(ディオフィールドクロニクル)の基本情報が以下です。

対応機種 PS5、PS4、Switch、XSX、XB One、Steam
発売日 2022年9月22日
ジャンル シミュレーションRPG
価格 【パッケージ版】
通常版:7,678円(税込)
コレクターズエディション:16,478円
【DL版】
通常版:7,678円(税込)
デジタルデラックスエディション:10,978 円
販売 スクウェア・エニックス
開発 ランカース
クリア時間(実績) 24時間(クリア)
26.5時間(トロコン)
このゲームのあらすじ

シュヴィア帝国は統制がとれた兵とジェイドを用いた近代魔術と呼ばれる兵器を駆使して、ロウテイル大陸の北西部を支配するまでに至った。

帝国の勢いに危機感を持った大陸の各国はロウテイル連合を結成するが、帝国に敗戦を重ねていた。

帝国、連合ともに決定打を欠く中、両者は大陸北西の近海に浮かぶディオフィールド島に眠るジェイドに目を付ける。

ディオフィールド島を統一するオルティナ王国に住む主人公の「アンドリアズ」一行はあるきっかけで貴族の傭兵団に入団し、帝国と連合の戦いに巻き込まれることになる。

「ディオフィールドクロニクル」の特徴

ディオフィールドクロニクルの特徴

「THE DIOFIELD CHRONICLE」(ディオフィールドクロニクル)の特徴が以下です。

マス目がないリアルタイムタクティカルバトル

このゲームのタクティカルバトルの特徴は、

  • ターン制じゃない
  • マス目がない

の2つ。

一般的なタクティカルバトルに比べて、自由に行動できる点がメリットです。

戦闘シーン

攻撃手段は

  • オートアタック
  • スキル
  • 召喚

の3つ。

敵が近くにいればオートアタックで自動的に攻撃してくれますが、EP(いわゆるMP)を消費して好きなときにスキルが使えます。

ただし、スキルを1度使うと、リキャストタイム(再使用までの時間)が必要です。

さらに、バトル中に貯まるTPゲージを使えば、召喚獣を使った攻撃ができます。

召喚による攻撃

バハムートの召喚

ちなみに、敵の正面から攻撃するよりも背後から攻撃する方が大きなダメージを与えられるので、位置取りも大事になってきます。

ミッションに参加する部隊はリーダー4人と副官4人の編成で、リーダー4人をマニュアルで操作します。

部隊の編成

副官は戦闘には参加しないですが、リーダーが副官のスキルを使うことができます。

いろんな強化要素

このゲームの強化要素には、

  • アビリティの取得
  • スキルの強化
  • 刻印の研究

があります。

アビリティの強化では、AP(アビリティポイント)を使ってキャラごとにアビリティを取得できます。

アビリティの取得

取得できるアビリティはキャラごとに違います。

スキルの強化では、スキルツリーでSP(スキルポイント)を使って兵科ごとにスキルを強化することができます。

スキルの強化

兵科には

  • 歩兵
  • 騎兵
  • 狙撃兵
  • 魔術兵

があって、それぞれのキャラがいずれかの兵科に所属しています。

兵科の解説

所属する兵科によって使えるスキルがある程度決まってます。

刻印の研究では召喚獣を強化することができて、単純に威力を上げたり状態異常の効果を追加させたりできます。

刻印の研究

武器開発による武器追加

ミッションで手に入れた素材を使って、武器開発を行えます。

武器開発

武器は拠点内のショップで買えますが、武器開発によって開発された武器がショップに追加されます。

拠点からのミッション選択

拠点で準備を整えて、拠点からミッションを選んで開始します。

ミッション選択

ミッションにはストーリーに関連したメインミッションとサブミッションがあります。

サブミッションを消化していると自然とレベルも上がるので、わざわざ同じミッションを周回してレベルを上げなくてもストーリーを進められました。

低めの難易度

難易度は、

  • カジュアル
  • ノーマル
  • ハード

から選択できて、ゲームの途中でも設定画面から変更できます。

難易度設定

僕はクリアまではノーマルでプレイしましたが、1度もミッションに失敗することがなかったです。

シミュレーションRPGは難易度が高い場合が多いのですが、このゲームの難易度は低めでした。

ある程度ゲームに慣れている人なら、最初から「ハード」でプレイしても問題ないと思います。

ただし、難易度の違いによって獲得経験値などの報酬は変わりません。

「ディオフィールドクロニクル」の良かった点

ディオフィールドクロニクルの良かった点

「THE DIOFIELD CHRONICLE」(ディオフィールドクロニクル)をプレイしていて、良かったと感じた点は以下です。

兵科ごとの特徴を活かした戦い方が楽しい

兵科にはそれぞれ以下の特徴があります。

兵科ごとの特徴
  • 歩兵:HP・防御力が高く、敵のヘイトを集めるスキルを使える
  • 騎兵:移動が早く、範囲内の敵を一箇所に集めるスキルを使える
  • 狙撃兵:HP・防御力が低いが、遠距離攻撃できる
  • 魔術兵:HP・防御力が低いが、唯一仲間を回復させるスキルが使える

この特徴を活かして、

  • 歩兵 → 敵の攻撃を受けつつ誘導して敵を一箇所に集める
  • 騎兵 → 敵を集めるスキルを使う or 狙撃兵の攻撃範囲から出た敵をバックアタックする
  • 狙撃兵 → 範囲攻撃で攻撃する
  • 魔術兵 → 主に攻撃を引きつける歩兵を回復する

で、範囲攻撃で集めた敵を一網打尽にするのが爽快でした。

範囲攻撃

いろんな方向から敵が攻めてきて、敵を効率的に集めるにはどうするかを考えさせられる場面もありました。

1回のミッションが短い

他のシミュレーションRPGは1回のミッションに30分以上かかるとかざらなんですが、このゲームは10分程度でミッションが終わるのでサクサク進められます。

万が一ミッションに失敗したとしても、ダメージが小さく済みます。

1回のミッションが長い&難易度が高いトライアングルストラテジーで、粘った末にミッション失敗すると相当ダメージがでかいですからね。。。笑

さらに、状況に応じて1.5倍速、2倍速プレイができるので、移動やオートアタックしかしない場面に使うことでさらに時短できます。

敵の行動を待たなくていい

ターン制じゃないので、敵の行動を待っている時間がなくバトルのテンポが良かったです。

他のシミュレーションRPGでは、敵の行動を待っている時間が割とストレスなんですよね。

「ディオフィールドクロニクル」の悪かった点

ディオフィールドクロニクルの悪かった点

「ディオフィールドクロニクル」をプレイしていて、残念に感じた点は以下です。

終盤まで攻撃パターンが変わらない

このゲームではスキル自体を強くしていくので、終盤まで新しいスキルがあまり増えません。

なので、戦い方の幅が広がらず、序盤から終盤まである程度決まった戦い方になってしまいます。

バトル自体は楽しかったですが、ストーリーが進むにつれて新しい技やギミックが増えると、戦略の幅が広がってもっと良かったと思います。

仲間キャラが差別化されていない

前述したとおり、兵科ごとに得意・不得意の特徴があって、兵科ごとの差別化はしっかりされています。

ただ、所属する兵科によって使えるスキルがほぼ決まっていて、キャラごとの差別化があまりされてなかったです。

アビリティがキャラごとに違っていて最終パラメータは違うものの、スキルが差別化されているといろんなキャラを育てるのがもっと楽しかったのかなと思います。

やり込み要素が少ない

やり込み要素が少なく、クリアからあまり時間がかからずにトロコンできてしまいました。

クリア後はいわゆる強くてニューゲームの「NewGame+」が解放されますが、PS版のトロフィーも1周でコンプリートできてしまうので2周目をやるメリットは少ないです。

NewGame+の解放

クリア後に高難度ミッションや高難易度が追加されていれば、さらにやり込めたと思います。

最終チャプター以降スクショが録れない

ネタバレ防止のためと思われますが、クリア後を含む最終チャプター以降は録画・撮影禁止区間になっています。

何も知らなかった僕は最終チャプターに進めて以降、ブログに載せるためのスクショが撮れなくなってしまいました。。。泣

生配信している人やSNSなどで発信している人はご注意を!(詳しくは公式ページのガイドラインを参照)

まとめ:「ディオフィールドクロニクル」の感想・評価

まとめ(ディオフィールドクロニクル)

以上、「THE DIOFIELD CHRONICLE」(ディオフィールドクロニクル)をプレイした僕の感想を紹介させてもらいました。

良かった点 悪かった点
  • 兵科ごとの特徴を活かした戦い方が楽しい
  • 1回のミッションが短い
  • 敵の行動を待たなくていい
  • 終盤まで攻撃パターンが変わらない
  • 仲間キャラが差別化されていない
  • やり込み要素が少ない
  • 最終チャプター以降スクショが録れない

このゲームをトロフィーコンプまでプレイしてみて、以下のような人におすすめできる作品だと思いました。

このゲームをオススメできる人
  • リアルタイムタクティカルバトルのシミュレーションRPGをプレイしたことがない人
  • PSのトロフィーを集めている人

僕自身、リアルタイムタクティカルバトルのシミュレーションRPGをプレイするのは今回が初めてでしたが、普通のシミュレーションRPGではできない戦略バトルが楽しかったです。

未プレイの人はぜひプレイしてみてください!

ではでは~!

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どせいくん
ただの「MOTHER2」が好きなゲーマーです。 好きなことはやり込みプレイ、嫌いなものは取り返しがつかない要素。 詳細プロフィールはこちらから。