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「ドラクエ10 オフライン」をプレイした感想・評価

ドラゴンクエスト10オフラインをプレイした感想・評価

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こんにちは!オンラインゲームは緊張してしまう「どせいくん」(@zyamirasu)です。

今回は、スクエニの「ドラゴンクエストⅩ 目覚めし五つの種族 オフライン」(ドラクエ10オフライン)をプレイしました。

「ドラゴンクエストⅩオンライン」のバージョン1『目覚めし五つの種族』の内容がオフライン用にバランス調整された作品です。

このゲームを一言で表現すると「オフラインに最適化されたドラクエ10」

僕は過去にオンライン版を800時間ほどプレイしてバージョン1の内容は当然プレイ済ですが、オフライン版は仲間キャラやオンライン版とは違う成長システムが採用されていて新鮮な気持ちでプレイできて、かなり楽しめました。

このゲームをプレイした評価は☆4.0。

ゲーム性
ストーリー
演出
ボリューム
親切さ
完成度(ゲームバランス、バグ)

ちなみに、今回僕がプレイしたのはPS5版で、プラチナトロフィーを取得済みです。

ドラゴンクエスト10のプラチナトロフィー

詳しい感想は以下にまとめたので、ぜひ参考にしてください。

もちろんネタバレには最大限注意してあるので、安心してどーぞ!

良かった点 悪かった点
  • オンライン版プレイ済でも楽しめる
  • やり込み要素が豊富
  • 移動が楽になった
  • 取り返し要素がほぼない
  • 2頭身のキャラクターデザインに違和感
  • おつかいクエストが多い
  • ムービーのグラフィックがWiiレベル
  • フレンドのじゅもんの入力が面倒
  • ボス戦でひっさつゲージが貯まりにくい
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「ドラクエ10オフライン」の基本情報

ドラゴンクエスト10オフラインの基本情報

「ドラゴンクエストⅩ 目覚めし五つの種族 オフライン」(ドラクエ10オフライン)の基本情報が以下です。

対応機種 PS5、PS4、Switch、Steam
発売日 2022年9月15日
ジャンル RPG
価格 通常版:8,580円(税込)
デラックス版:12,980円(税込)
超デラックス版:15,730円
販売 スクウェア・エニックス
開発 スクウェア・エニックス
クリア時間(実績) 33時間(クリア)
70時間(トロコン)
このゲームのあらすじ

舞台は、人間と5つの種族が暮らすアストルティア。

ある日、人間が住むエテーネ村の巫女「アバ」によって「まもなく村が大いなる災厄に見舞われ滅びる」という恐ろしいお告げが村民全員に伝えられる。

エテーネ村に住む主人公は、滅びの運命から逃れるため必要だとされる「テンスの花」を探す役目をアバから与えられるが、滅びの運命には抗うことができず冥王ネルゲルの手によってエテーネ村は滅ぼされる。

主人公も命を落とすが、その魂はふしぎなチカラに導かれて5つの種族のひとつに転生し、人間の姿を取り戻す冒険に出ることになる。

冥王ネルゲル冥王ネルゲル

「ドラクエ10オフライン」はどんなゲーム?

ドラゴンクエスト10オフラインの特徴

「ドラゴンクエストⅩ 目覚めし五つの種族 オフライン」(ドラクエ10オフライン)の特徴が以下です。

従来ドラクエと同じターン制コマンドバトル

オンライン版はアクション要素のあるリアルタイムバトルですが、オフライン版は従来のドラクエと同じターン制のコマンドバトルです。

戦闘画面

オンライン版には「重さ」というステータスがあり、パラディンなどが敵を押して僧侶などの後衛キャラが攻撃されないようにするという戦い方がありましたが、こういったアクション要素はオフライン用に最適化されてなくなっています。

コマンドには、従来のドラクエお馴染みの

  • 攻撃
  • 特技
  • 呪文
  • 道具
  • 防御
  • 装備

など。

また、敵から攻撃を受けたりすると「ひっさつゲージ」が溜まって、一定以上貯まると「ひっさつわざ」コマンドが現れて必殺技を使えるようになります。

ひっさつわざの使用

従来のドラクエのテンションと必殺技が結びついた、少し新しいシステムです。

ひっさつわざを使うときのムービーもかっこいい!(安心してください!ムービーは飛ばせますよ。)

職業ごとにレベルがある

オンライン版と同じく職業システムがあり、ストーリー序盤で基本職の以下の職業を選べます。

  • 戦士
  • 僧侶
  • 魔法使い
  • 武闘家
  • 盗賊
  • 旅芸人

ドラクエ10にはダーマ神殿はなく、職業は各街の酒場で転職できます。

転職ができる場所

各職業ごとにレベルがあって、初めて転職する職業はレベル1から始まります。(例えば、戦士をレベル20まで育てても、僧侶に転職するとレベル1になります。もう一度戦士に転職すると、レベル20に戻ります。)

また、オフライン版ではスキルパネルが採用されていて、レベルアップのときに入手できるスキルポイントをスキルパネルに割り振ってスキルを取得できます。

スキルパネル

各パネルにはレベルが設定されていて、空きパネル(スキルアップスロット)にスキルアップパネルを置くと、周りのパネルのレベルが上がってスキルが強化されます。

スキルアップパネルの配置

ちなみに、特定のクエストをクリアすることで、上級職への転職が解放されます。

ストーリーはバージョン1までの内容

ストーリーはオンライン版のバージョン1『目覚めし五つの種族』に対応する内容です。

メインストーリーとは別にクエスト(いわゆるサブクエスト)も用意されています。

クエストの受注

さらに、2023年春にバージョン2『眠れる勇者と導きの盟友』の内容が有料DLCとして配信される予定です。

バージョン2の内容すべてが解放されるとなると、かなり大型のアップデートになりそう。

お楽しみ要素が追加されている

オンライン版ではカジノ、小さなメダル、ふくびきなどのお楽しみ要素がありましたが、オフライン版ではさらに釣り、討伐依頼書といったお楽しみ要素が追加されてます。

釣り

お楽しみ要素は必ずしもやらなくてもOKですが、仲間キャラの着せ替えなど、ここでしか手に入らないアイテムが用意されてます。

カジノの景品

クリア後はオンライン版に引き継げる

ストーリーをクリアすると、教会で「ふっかつのじゅもん」を発行でき、名前や種族などのキャラクター情報をオンラインに引き継いでプレイできるようになります。

ふっかつのじゅもん

引き継ぎ後は、オフライン版で登場する全職業がレベル70の状態で、バージョン1の終了後から開始します。

ただし、クエストの進行状況や所持しているアイテムなどオフライン版の内容が完全に引き継がれるわけではないようです。

「ドラクエ10オフライン」の良かった点

ドラゴンクエスト10の良かった点

「ドラゴンクエストⅩ 目覚めし五つの種族 オフライン」(ドラクエ10オフライン)をプレイしていて、良かったと感じた点は以下です。

オンライン版プレイ済でも楽しめる

僕はオンライン版を800時間ほどプレイしましたが、オフライン版ではストーリーの主要キャラが仲間になったり、バトルがターン制になったりアレンジが加えられているので、オンライン版をプレイしたことがあっても新鮮な気持ちで楽しめました。

同時に、基本的なストーリー、マップ、登場する敵キャラなどは同じなので、「当時はここでレベル上げしてたなぁ」とか懐かしさも感じられます。

ちなみに、一部オンラインでは描かれなかったエピソードも追加されています。

やり込み要素が豊富

とにかくやり込み要素がいっぱいで、やり込もうと思ったら、かなり長い時間遊べる作品です。

例えば、やり込み要素には、

  • 職業ごとのレベル上げ
  • 最強装備の作成
  • クエストのコンプ
  • 討伐モンスターリストのコンプ(転生モンスターを含む)
  • 獲得称号リストのコンプ
  • 入手済みたからものリストのコンプ
  • 収集アイテムリストのコンプ

などがあります。

このゲームには難易度の設定ができないのですが、登場するモンスターを強くするといった「縛りプレイ」があるので2周目をプレイしてもOKです。

縛りプレイ

移動が楽になった

オンライン版は持っているルーラストーンの数までしかルーラ(ファストトラベル)の行き先に登録できなかったですが、オフライン版では数行ったことがある場所が数の制限なく追加されます。

ルーラストーンの使用

また、ダッシュが実装されていてオンライン版よりも早く移動ができます。

ダッシュはドルボード(移動時に使える乗り物)に乗っているときも使えるので、アストルティアの広いマップを素早く移動できます。

ドルボードでの移動

取り返し要素がほぼない

キャラの名前、種族、縛りプレイ以外は取り返し要素がないように設計されてます。

ストーリー最序盤のエテーネの村は、ストーリーが進むと戻れなくなってアイテムが回収できなくなりますが大事なアイテムはありません。

また、ストーリー中盤の神殿レイダメテスもストーリーが進むと行けなくなりますが、レイダメテスのモンスターは他の場所にも出現しますし、宝箱はストーリーを進めると回収できるようになってます。

取り返し要素がなく、攻略情報を見ながら進める必要はないので、ストーリーに集中できます。

「ドラクエ10オフライン」の悪かった点

ドラゴンクエスト10の悪かった点

「ドラゴンクエストⅩ 目覚めし五つの種族 オフライン」(ドラクエ10オフライン)をプレイしていて、残念に思った点は以下です。

2頭身のキャラクターデザインに違和感

オンライン版ではキャラクターデザインが8頭身でしたが、オフライン版はなぜか2頭身モデルになってます。

ある程度やれば慣れますが、最初は違和感があったので2頭身が目立たないプクリポ(5種族のうちの1つ)を選びました。(エルフもオススメ)

特にオンラインをプレイしたことがある人は2頭身モデルに違和感を感じるかもですね。

ちなみに、ムービー中はオンラインと同じ8頭身になります。

8頭身のキャラデザ

おつかいクエストが多い

メインストーリーとは別に200以上のクエストが用意されてますが、クエストの内容はオンラインと変わっておらず、おつかいクエストが多めです。

また、クリアすると装備やアイテムの所持枠が増えるクエストなどお役立ち系のクエストがある一方で、通常のクエストの報酬はしょぼめ。

報酬がおいしいお役立ちクエストや職業クエストを優先して消化するのがおすすめです。

ムービーのグラフィックはWiiレベル

当初オンライン版のバージョン1は対応ハードがWiiのみでしたが、オフライン版のムービーもWiiのままなのか、ムービー中のグラフィックが荒いです。

とはいえ、ドラクエが好きな人はムービーを重視しているわけじゃないと思うので、ぶっちゃけ僕はそこまで気にならなかったです。

フレンドのじゅもんの入力が面倒

酒場でフレンドを登録することで、討伐依頼にフレンドを派遣できるようになります。

討伐依頼

討伐依頼にフレンドを派遣すると、リアル時間の一定時間経過後に報酬がもらえます。

フレンドを登録する方法は酒場でフレンドのじゅもんを手入力するのですが、このじゅもんが長くてかなりめんどくさい。

フレンドのじゅもんの入力

マジでドラクエ2の「ふっかつのじゅもん」の再来かと思いました。笑

ちなみに、討伐依頼書は最強装備を作るための素材がもらえるので、やり込み勢は避けて通れないコンテンツです。

難易度の高い討伐依頼書をクリアするのにリアルタイムで数時間かかるので、コツコツやるのがおすすめ。

討伐依頼の所要時間

ちなみに、フレンドのじゅもんはネットにいっぱい落ちてるので、実際にドラクエ10をプレイしている友達を探さなくてもOKです。

ボス戦でひっさつゲージが貯まりにくい

ボス戦こそ必殺技を使いたい場面ですが、ボスが使う「いてつくはどう」でひっさつゲージまで0にリセットされてしまいます。

なので、ボス戦ではひっさつゲージがほとんど貯まりません。

どうしても必殺技を使いたいときは「ためる」などの特技を使う必要がありますが、数ターンかかるのであまりメリットはないです。

まとめ:「ドラクエ10オフライン」の感想・評価

まとめ(ドラゴンクエスト10)

以上、「ドラゴンクエストⅩ 目覚めし五つの種族 オフライン」(ドラクエ10オフライン)をプレイした僕の感想を紹介させてもらいました。

良かった点 悪かった点
  • オンライン版プレイ済でも楽しめる
  • やり込み要素が豊富
  • 移動が楽になった
  • 取り返し要素がほぼない
  • 2頭身のキャラクターデザインに違和感
  • おつかいクエストが多い
  • ムービーのグラフィックがWiiレベル
  • フレンドのじゅもんの入力が面倒
  • ボス戦でひっさつゲージが貯まりにくい

このゲームをトロフィーコンプまでプレイしてみて、以下のような人におすすめできる作品だと思いました。

このゲームをおすすめできる人
  • ドラクエが好きだけど、オンラインという理由でドラクエ10に手が出せなかった人
  • やり込めるゲームを探している人

ちなみに、デラックス版は2023年春に配信予定の有料DLCと「ドルボードの着せ替え」、「ロト装備シリーズ」がセットになっています。

有料DLCをプレイする場合は、デラックス版と通常盤の差額が有料DLCの4,400円以下ならデラックス版を買った方がお得です。

デラックス版の内容

プレイするかどうかわからない場合は、「ドルボードの着せ替え」、「ロト装備シリーズ」がどうしても欲しいとかじゃない限り、通常版でOKです。

「ドラクエ10オフライン」は僕が今年やったゲームの中でも上位にランクインするくらいのおもしろさだったので、興味を持った人はぜひプレイしてみてください!

ではでは~。

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どせいくん
ただの「MOTHER2」が好きなゲーマーです。 好きなことはやり込みプレイ、嫌いなものは取り返しがつかない要素。 詳細プロフィールはこちらから。
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