アクション

「The Last of Us Part Ⅰ」をプレイした感想・評価

ラストオブアスをプレイした感想・評価

©2022 Sony Interactive Entertainment LLC. Created and developed by Naughty Dog LLC.

こんにちは!サバイバルで真っ先に死ぬタイプの「どせいくん」(@zyamirasu)です。

今回は、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)×Naughty Dogの「The Last of Us PartⅠ」(ラスト・オブ・アス パートⅠ)をプレイしました。

2013年にPS3で発売された名作「The Last of Us」のリメイク版で、オリジナル版では有料DLCだった「Left Behind -残されたもの-」がセットになったソフトです。

このゲームを一言で表現すると「半端ない没入感のゾンビゲーム」

いわゆるゾンビが登場する世界を生き抜くサバイバルホラーゲームですが、リメイクで没入感が増している上にゲームバランスが本当に絶妙に設計されているので、終始ハラハラしてプレイできるゲームでした!

このゲームをプレイした評価は☆4.0

ゲーム性
ストーリー
演出
ボリューム
親切さ
完成度(ゲームバランス、バグ)

ちなみに、今回僕がプレイしたのはPS5版で、プラチナトロフィーを取得済みです。

ラストオブアスのプラチナトロフィー

詳しい感想は以下にまとめたので、ぜひ参考にしてください。

もちろんネタバレには最大限注意してあるので、安心してどーぞ!

良かった点 悪かった点
  • 絶妙なゲームバランス
  • グラフィックがリアルすぎ
  • エリーの健気さがかわいい
  • ライト層からやり込みプレーヤーまで楽しめる設計
  • リメイクとしては高めの値段設定
  • セーブが少し不便
  • チャプターセレクトの仕組みが独特
本記事には広告が含まれます。

「The Last of Us PartⅠ」の基本情報

ラストオブアスの基本情報

「The Last of Us PartⅠ」(ラスト・オブ・アス パートⅠ)の基本情報が以下です。

対応機種 PS5
発売日 2022年9月2日
ジャンル アクション
価格 スタンダードエディション:8,690円(税込)
デジタルデラックスエディション:9,790円(税込)
販売 ソニー・インタラクティブエンタテインメント
開発 Naughty Dog
クリア時間(実績) 19.5時間(クリア)
25時間(トロコン)
ゲームのあらすじ

アメリカのある町で突如、人を凶暴化させる感染症が発生する。

急速に増えた感染者によって荒廃した世界で闇取引を生業としている主人公「ジョエル」は、ふとしたきっかけで反乱組織ファイアフライの女リーダーから14歳の少女「エリー」を軍の隔離地域から脱出させる仕事を依頼される。

エリーは感染者に噛まれても感染しなかった人類を救う鍵となる存在である。

そのことを知らないジョエルはいつもの軽い仕事のつもりで引き受けたが、やがて国土を横断する過酷な旅へと変わっていく。

ジョエルジョエル
エリーエリー

「The Last of Us PartⅠ」はどんなゲーム?

ラストオブアスの特徴

「The Last of Us PartⅠ」(ラスト・オブ・アス パートⅠ)の特徴が以下です。

感染者との戦闘

このゲームの敵は主に自我を失い凶暴化した感染者。

感染者との戦闘シーン1

また、感染者だけでなく、ジョエルとエリーを執拗に付け回すハンターと呼ばれる人間も敵として登場します。

感染者は感染してからの時間によって姿形を変えていて、よくある普通のゾンビのような感染者から、目は見えないけど音に敏感なもの、普段は物陰に隠れていて近くを通ると急に襲ってくるものなど特徴を持った感染者がいます。

感染者の種類

主人公の主な攻撃手段は、

  • 銃や弓などの遠距離武器
  • 近接武器
  • 火炎瓶などの消耗品を使った攻撃
  • 背後から近づいてからのステルスキル

など。

感染者との戦闘シーン2

物資は現地調達が基本で、限られた物資で感染者やハンターと戦うことになるので、弾などを節約する必要があります。

弾などを節約するために、敵に見つかっていないうちは背後から敵に近づいてからのステルスキルが必須になります。

ステルスキル

部品を集めて武器を強化

作業台を使えば、武器を強化できます。

武器の強化

作業台で強化できる武器は銃や弓で、

  • マガジン上限
  • リロード速度
  • 射程距離
  • 連射速度

などを向上させて武器を使いやすくできます。

なお、武器の強化には、各地で入手できる部品が必要です。

部品の入手

サプリメントで主人公の能力を強化

サプリメントを使って、主人公の能力を強化することもできます。

主人公の能力強化

強化できる能力は、

  • 体力最大値
  • 聞き耳の範囲
  • 工作の速度
  • 治療の速度
  • 武器の揺れ
  • ナイフでの反撃

といった要素。

個人的なおすすめは「武器の揺れ」です。

このゲームでは物資が限られているので、確実にヘッドショットを決めることで有利に進められます。

リメイクで没入感が向上

リメイク版では主に、

  • グラフィック
  • サウンド
  • フレームレート
  • キャラクターデザイン

などがPS5向けに強化されてますが、基本的なゲーム性やストーリーはそのままです。

原作を忠実に再現しながらも、ゲームをプレイしやすくなったり、没入感が向上したといった感じです。

「The Last of Us PartⅠ」の良かった点

ラストオブアスの良かった点

「The Last of Us PartⅠ」(ラスト・オブ・アス パートⅠ)をプレイしていて、良かったと感じた点は以下です。

絶妙なゲームバランス

僕がこのゲームを一通りプレイして、一番すごいと思ったのがゲームバランス。

「物資の量」と「敵の強さ」が絶妙に設計されていて、クリアするまで終始ハラハラしてプレイできました。

物資の量は難易度「NORMAL」だと、枯渇まではしないけど枯渇してしまうんじゃないかとハラハラするくらいの量に抑えられています。

敵はヘッドショットだと一撃で倒せる敵がほとんどですが、中には何回も攻撃してやっと倒せるような強敵もいて、僕は「やばいやばい!」と逃げ回りながらも攻撃してなんとか倒せました。あれはほんとにドキドキした。笑

ゲームバランスだけで言えば、バイオハザードよりも優れているんじゃないかなと思うほど。

グラフィックがリアルすぎ

リメイク版では、特にグラフィックが向上しているように感じました。

アンチャーテッドのリメイク版のときもそうだったんですが、Naugty Dogsの作品は特に風景のグラフィックがリアルすぎ。

きれいなグラフィック1

きれいなグラフィック2

人が減って荒廃した世界観もリアルに表現されてます。

荒廃した世界

このゲームには撮影モードがあるので、撮影がほんとに捗ります。

エリーの健気さがかわいい

このゲームの醍醐味とも言えるのがエリーのかわいさ。リメイク版でさらにかわいくなりました。

リメイク版のエリー

ジョエルがピンチのときに必ず駆けつけるエリーの健気さには、思わずほっこり。笑

ジョエルは娘を亡くしていて、エリーに感情移入しないようにしているところが垣間見えて、余計に作品に感情移入してしまいました。

特に最初は険悪だった二人の仲が、徐々に親子のような関係になるところが見どころ!

ライト層からやり込みプレーヤーまで楽しめる設計

このゲームの難易度は、

  • VERY EASY
  • EASY
  • NORMAL
  • HARD
  • SURVIVOR
  • GROUND

の6段階。

GROUNDは、

  • 物資の量が少ない
  • ダメージ量が半端ない
  • こちらの存在にすぐ気づかれる

など鬼畜モードになってます。

さらに、クリア後に追加されるタイムアタック機能があって、ライト層からやり込みプレーヤーまで楽しめるゲームに仕上がってます。

タイムアタック記録

「The Last of Us PartⅠ」の悪かった点

ラストオブアスの悪かった点

「The Last of Us PartⅠ」(ラスト・オブ・アス パートⅠ)をプレイして、残念に感じた点は以下です。

リメイクとしては高めの値段設定

キャラクターデザインまで変更して開発にお金がかかったかもしれないですが、リメイク版なのにフルプライスで販売されていて値段設定はぶっちゃけ高い印象です。

ゲーム性やストーリーなどの基本的な内容は変わらないので、特にオリジナル版をプレイしたことがある人は値段の割に物足りなく感じるかもしれません。

ラストオブアスと同じSIE×Naugty Dogsのアンチャーテッドのリメイク版はフルプライスではなかったんですけどねー。

セーブが少し不便

基本どこでもセーブできますが、最新のチェックポイント時点でセーブされるので、ロードするとチェックポイントまで戻ってしまいます。

チェックポイント後に入手したアイテムなどは、全てなかったことになるのが不便でした。

セーブするときはチェックポイントまで進めるのがおすすめです。

チャプターセレクトの仕組みが独特

このゲームでは、チャプターを選んでプレイすることができるチャプターセレクトが使えます。

チャプターセレクト

チャプターを選択する画面にはトロフィー要素である収集品の取得情報も表示されて、収集品を集めるのにかなり便利な機能なんですが、このチャプターセレクトが他のゲームにあまりない独特な設計で戸惑いました。

まず、チャプターを選んでゲームを始めると、選んだチャプターからゲームが始まりますがチャプターが終わってもそのままクリアまでゲームは続きます。

選んだチャプターのみをプレイしたい場合は、そのチャプターの収集品を集め終わったら設定からメインメニューに戻ればいいのですが、メインメニューからそのチャプター以降のチャプターが消えてしまうといった現象が起こります。

ここで、再度クリアデータなどをロードすると、またすべてのチャプターが現れます。

なんとなく、プレイしていてこのゲームのチャプターセレクトの仕様がわかったのですが、

  • チャプターを選んでゲームを始めると、チャプター選択前のデータはリセットされて、選んだチャプターからクリアまでの新たなデータとしてゲームが始まる(チャプター選択前のセーブデータをロードすればチャプター選択前の状態に復帰)

  • ゲームの進行と収集品は別に保存される(1度収集品を取得すれば、どのセーブデータでもその収集品を取得したことになる)

の2点を抑えておくとこのゲームのチャプターセレクトを使いこなせるはずです。なんとややこしい。。。

とりあえず、クリアデータは上書きなどしないように気をつけておけば問題なしです。

まとめ:「The Last of Us PartⅠ」をプレイした感想・評価

まとめ(ラストオブアス)

以上、「The Last of Us PartⅠ」(ラスト・オブ・アス パートⅠ)をプレイした僕の感想を紹介させてもらいました。

悪かった点
  • 絶妙なゲームバランス
  • グラフィックがリアルすぎ
  • エリーの健気さがかわいい
  • ライト層からやり込みプレーヤーまで楽しめる設計
  • リメイクとしては高めの値段設定
  • セーブが少し不便
  • チャプターセレクトの仕組みが独特

このゲームをクリアまでプレイしてみて、以下のような人におすすめできる作品だと思いました。

このゲームをおすすめできる人
  • オリジナル版をプレイしたことがない人
  • シューティングアクションが好きな人
  • バイオハザードのようなサバイバルホラーが好きな人
  • 縛りプレイが好きな人

Amazonの評価では「オリジナル版と内容が同じ」などリメイク版としての酷評が見られますが、さすが200以上のゲームアワードを受賞したゲームというだけあって、オリジナル版をプレイしたことがない僕にはかなり面白いゲームでした。

オリジナルの「The Last of Us」をプレイしたことがない人には、おすすめできる作品なので、リメイク版が出たこの機会にぜひプレイしてみてください!

ではでは~。

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ただの「MOTHER2」が好きなゲーマーです。 好きなことはやり込みプレイ、嫌いなものは取り返しがつかない要素。 詳細プロフィールはこちらから。