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こんにちは。
今回はアトラス×ヴァニラウェアの「十三機兵防衛圏」をプレイしました。
十三機兵防衛圏はアドベンチャーゲームですが、普段はあまりアドベンチャーゲームをプレイしません。逆転裁判以来とかですかね?久しぶりにプレイしてみました。
そんな僕が「十三機兵防衛圏」を評価させてもらうと、オススメ度は☆3.5です。
システム・ゲーム性 | |
ストーリー | |
演出 | |
ボリューム | |
親切さ | |
完成度(ゲームバランス、バグ) |
ちなみに、今回プレイしたのはPS4版で、プラチナトロフィーを取得済みです。
詳しくは以下にまとめたので、ぜひ参考にしてください。
それでは、どーぞ!
良かった点 | 悪かった点 |
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目次
「十三機兵防衛圏」の基本情報
「十三機兵防衛圏」は13人の少年少女が主人公のドラマティックアドベンチャーゲームです。
PS4版はすでに発売から2年経っていますが、今年Switch版が発売されました。基本情報は以下です。
対応機種 | PS4、Switch |
発売日 | 2019年11月28日(PS4) 2022年4月14日(Switch) |
ジャンル | ドラマティックアドベンチャー |
価格(PS4版) | 通常版:7,678円(税込)、限定版:14,980円(税抜) DL版:7,678円(税込) |
価格(Switch版) | 7,678円(税込) |
販売 | アトラス |
開発 | ヴァニラウェア |
クリア時間(実績) | クリア:30時間 トロフィーコンプ:34時間 |
空から現れた怪獣が街を襲っているというニュースとともに、一人の女子高生がロボットに乗り込むシーンから物語は始まる。
舞台は主に1985年のとある高校。そこに通う高校生たちが次々と事件に巻き込まれていく。
「なぜ怪獣が街を襲うのか?」
「機兵と呼ばれる二足歩行のロボットは一体どこで作られたのか?」
世界に隠された大きな謎を解き明かすこととなる。
「十三機兵防衛圏」はどんなゲーム?
「十三機兵防衛圏」の特徴的な部分が以下です。
「追想編」、「崩壊編」、「究明編」の3つのパートで構成
7人のプロローグを終えると、「追想編」、「崩壊編」、「究明編」の3つのパートから選択してプレイできるようになります。
追想編
追想編はアドベンチャーパートです。13人の主人公の中から1人選択し、それぞれの視点で描かれるストーリーを追うメインのパートになります。
ある主人公を操作しているときに、他の主人公が登場したりして、それぞれの主人公が複雑に絡み合います。

謎が謎を呼ぶようなストーリー展開で、最終的にはこの世界に隠された秘密を解き明かします。
崩壊編
崩壊編はバトルパートです。機兵に乗って、街を襲う怪獣からターミナルと呼ばれる拠点を防衛するシミュレーションバトルが楽しめます。


基本的なルールは、ある一定時間耐えるか全怪獣を倒せば勝ち、逆に、ターミナルが破壊されたり主人公がやられると負けです。

機兵は近接格闘型・万能型・遠距離型・飛行支援型に分類されて、それぞれの主人公は専用の機兵に乗ります。1回のバトルに6機の機兵を出撃させることができ、どの機兵を出撃させるか自由に編成できます。
バトルに勝つと経験値がもらえて、主人公のレベルが上がったり、経験値とは別にメタチップと呼ばれるポイントがもらえて、ポイントを消費して機兵を強化できます。
究明編
究明編はアーカイブパートです。
追想編で明らかになった事実が、分かりやすくまとめられています。
追想編で見たムービーなんかも、もう1度見ることができます。
究明編はゲームの進行には関係ないですが、ストーリーがどんどん複雑になっていくので、適宜、究明編を参照するのがオススメです。
適度な難易度
バトルは3段階の難易度設定ができます。
僕はノーマルでプレイしましたが、ほとんど負けることがなく、最後までストレスなくプレイできました。
途中で難易度を変更することもできるので、バトルが苦手な人も安心してプレイできます。
シングルプレイ専用
本ゲームにマルチ要素はありません。
ちなみに、今のところDLCもありません。
PS4にはデラックス版あり
PS4には通常版以外にパッケージは限定版、DLは豪華版があります。
ただし、現在、限定版はプレミアが付いてかなり高くなってる模様。評価が高いゲームなので、納得ですね。
Switchは通常版しかないですが、DL版にはPS4の通常版には付いていないデジタル・シークレットファイルとさらにデジタル・アートワークスが付いてきます。

「十三機兵防衛圏」の良かった点
「十三機兵防衛圏」をプレイしていて良かったと感じた点は以下です。
ストーリーが超綿密に作られている
ストーリーがかなり綿密に練られていて、最後まで飽きずにプレイできます。
ただ、たくさんの人物が登場し、時間が行ったり来たりするので、普通にプレイしているだけでは全貌を理解できない可能性があるのでその点は注意が必要です。
僕は登場人物とあらすじをメモしながらプレイしました。
究明編を適宜確認すると、十三機兵防衛圏の世界観をより楽しめると思います。
グラフィックがきれい
追想編(アドベンチャーパート)は二次元ながらも、奥行きを感じるきれいなグラフィックが魅力です。特に夕日が差し込む学校のシーンなどが印象的。

ただし、アニメタッチのグラフィックなので、苦手な人はいるかも。僕は最初、抵抗がありました。笑
大量の敵を殲滅するバトルが爽快
崩壊編(バトルパート)のバトルは、敵の硬さがちょうどいいですね。怪獣を一気に殲滅する感覚が爽快です。
中にはボス級の硬い敵もいるが、適切な機兵で戦えば問題なく倒せるはずです。
クリアまでちょうどいいボリューム
クリア時間は30時間とちょうどいいボリュームでした。僕は追想編(アドベンチャーパート)の早送り機能を使いましたが、使わなければもう少し時間がかかると思います。
ただ、クリア後のやり込み要素が少ないのは少し気になりましたね。
「十三機兵防衛圏」の悪かった点
「十三機兵防衛圏」をプレイしていて改善の余地があるなと感じたのは以下です。
戦闘がおまけの位置付けになっている
崩壊編(バトルパート)のバトルはおもしろいのですが、おまけみたいな位置付けになってしまっているのが残念でした。
特に、追想編(アドベンチャーパート)を進めていくうちに、崩壊編をある程度進めないと話を進められなくなるのですが、追想編のストーリーに夢中になって崩壊編をまったくプレイしていないと、一気に多くのバトルを片付けないといけなくなります。
僕がまさにそういうタイプだったので、ぶっちゃけめんどくさく感じましたね。笑
ストーリーの中で適宜バトルを挟んだ方が、よりバトルも楽しめたんじゃないかなと個人的には思います。
追想編が一本道
追想編(アドベンチャーパート)のストーリーは分岐がなく、一本道で進みます。
僕はストーリーを楽しむのが好きなのでまぁこういうのもアリかもなと思いましたが、もっとアクションを楽しみたいという人には物足りないかもですね。
やり込み要素が少ない
クリア後は崩壊編(バトルパート)に新たなステージが登場しますが、PS版のトロフィーにも関係せず、ぶっちゃけそこまでやるメリットはあまりないです。
追想編(アドベンチャーパート)を主人公ごとに最初からプレイできるので、ストーリーをより理解するためにもやってみるのはいいかもですね。
ちなみに、取得が難しいトロフィーは特になかったです。
まとめ:「十三機兵防衛圏」の感想・評価
以上、「十三機兵防衛圏」の感想・評価を紹介させてもらいました。
感想をまとめると、以下のとおりです。
良かった点 | 悪かった点 |
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「十三機兵防衛圏」のストーリーはとても綿密に練られていて、すっかり世界観に惹き込まれてしまいました。
終盤に明らかになる世界の真実には本当に衝撃を受けますよ!
特にSFなどの物語が大好きな人にはオススメできる作品なので、ぜひプレイしてみてください。
ではでは~!

