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こんにちは!通信ケーブルを使ってポケモンをトレードしていた「どせいくん」(@zyamirasu)です。
今回は、ニンテンドーの「ポケットモンスター スカーレット・バイオレット」(ポケモンSV)をプレイしました。
ポケモンシリーズの9作品目で、シリーズ初のオープンワールドとなりました。
このゲームを一言で表現すると「ポケモンライト勢にこそおすすめしたいポケモン」。
厳選がほぼ不要になっており、ポケモンライト勢の僕にとってやり込みやすいポケモンでした。このゲームをプレイした評価は☆3.5。
ゲーム性 | |
ストーリー | |
演出 | |
ボリューム | |
親切さ | |
完成度(ゲームバランス、バグ) |
ちなみに、今回僕がプレイしたのはバイオレットで、ストーリーをクリアして現在、星6のテラレイドバトルを周回しています。
詳しい感想は以下にまとめたので、ぜひ参考にしてください。
もちろんネタバレには最大限注意してあるので、安心してどーぞ!
良かった点 | 悪かった点 |
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目次
「ポケモンSV」の基本情報
「ポケットモンスター スカーレット・バイオレット」(ポケモンSV)はポケモンシリーズの9作品目で、シリーズ初のオープンワールドとなりました。
基本情報は以下です。
対応機種 | Switch |
発売日 | 2022年11月18日 |
ジャンル | RPG |
価格 | パッケージ版:6,578円(税込) ダウンロード版:6,500円(税込) |
販売 | 任天堂 |
開発 | ゲームフリーク |
クリア時間(実績) | 26時間 |
今作のポケモンはパルデア地方が舞台。
ある日、主人公はパルデア地方最古の学校であるグレープアカデミーに転入する。
グレープアカデミーでは、例年、課外授業が実施されている。
課外授業のテーマは「宝探し」。
主人公は、パルデア地方を自由に探索して、自分だけの宝物を探す旅に出る。
「ポケモンSV」はどんなゲーム?
「ポケットモンスター スカーレット・バイオレット」(ポケモンSV)の特徴が以下です。
シリーズ初のオープンワールド
シリーズ初のオープンワールドで、広大なフィールドの中にポケモンが生息していたり、街があったりします。
フィールドは広大で、長距離移動するときはライドポケモン(コライドンorミライドン)に乗って移動します。
「そらをとぶ」で特定の場所にファストトラベルもできるので、フィールドの端から端へ移動するのも楽ちん。
ポケモンの捕獲は、バトル中にモンスターボールを投げてポケモンを捕まえる従来スタイルです。アルセウスみたいにバトル外では捕まえられません。
ストーリーはどの順番で進めてもOK
ストーリーは大きく分けて、
- チャンピオンロード
- レジェンドルート
- スターダストストリート
の3つを並行してプレイします。
どのストーリーも決められた順番はなく、自由に冒険できるようになってます。
チャンピオンロード
チャンピオンロードは、各街にあるポケモンジムを巡ってバッジを集めて、チャンピオンテストに挑戦するストーリーです。
ジムリーダーを倒すとバッジをもらえて、ポケモンがいうことを聞くレベルが高くなっていきます。
レジェンドルート
レジェンドルートはヌシポケモンに守られている「秘伝スパイス」を手に入れるストーリーです。
ヌシポケモンを倒すとライドポケモンがライド技を覚えて、これまで行けなかった場所に行けるようになります。
スターダストストリート
スターダストストリートはスター団のアジトに乗り込み、スター団の解散を目指すストーリーです。
スター団のボスを倒すと、野生ポケモンを倒したときに入手できる素材で作れるわざマシンが追加されます。
テラスタルでバトル中にタイプを変化
テラスタルするとポケモンのタイプがテラスタル時のタイプ(テラスタイプ)に変化し、弱点タイプを変えたり、技の威力を上昇させられます。
すべてのポケモンがテラスタイプを持っていて、通常タイプと同じテラスタイプを持つポケモンと通常タイプとは違うテラスタイプを持つポケモン(テラスタイプがひこうタイプのピカチュウなど)がいます。
通常タイプとテラスタイプが同じであれば、一致技の威力が2倍になります。(例えば、通常タイプとテラスタイプの両方が「でんき」のポケモンの「かみなり」は威力2倍)
一方、通常タイプとテラスタイプが違っていても、通常タイプとの一致技は1.5倍のままです。
ただし、1回のバトルで1回しか使えず、ここぞという場面に使います。
テラレイドバトルで協力バトル
4人のプレイヤーと一緒にテラスタルした強いポケモンとバトルできます。
共闘するプレイヤーは、インターネットかローカル通信で集められます。(ソロプレイの場合はNPC)
制限時間内にポケモンを倒せたらポケモンを捕まえられて、経験値がもらえる「けいけんアメ」などの報酬ももらえます。
テラレイドバトルで入手したポケモンは個体値が高く、難易度が星6のテラレイドバトルでは5V(6個のパラメータのうち5個のパラメータの個体値が「さいこう」)確定。
ポケモン1匹1匹が持つ先天的な才能みたいなものです。
同じ種類のポケモンを捕まえても、レベル100まで育てたときのパラメータに差がでます。
さらに、テラレイドバトルで入手したポケモンは、夢特性(レアな特性)持ちの可能性が高くなっています。
「ポケモンSV」の良かった点
「ポケットモンスター スカーレット・バイオレット」(ポケモンSV)をプレイしていて、良かったと感じた点は以下です。
ポケモンライト勢が入りやすい
今作は強いポケモンを作るだけならぶっちゃけ厳選がいらないようになっていて、ポケモンライト勢が入りやすい作品になってます。
その理由が、性格補正値を変える「○○ミント」、特性を変える「とくせいカプセル」、個体値を上げる「ぎんのおうかん」をショップで買えるから。
あえて厳選をしなくても、後から補正して強いポケモンに成長させることができてしまいます。
唯一、特性を夢特性に変更する「とくせいパッチ」は星6のテラレイドバトルでたまにしか手に入らないレアアイテムですが、それでもポケモンライト勢でもかなりプレイしやすいポケモンになっています。
僕はポケモンライト勢なのでうれしいですが、逆にガチ勢には物足りないのかも?
クリア後のやり込み要素満載
クリア後のやり込み要素として、
- テラレイドバトル周回
- ポケモン図鑑の完成
- 色違いポケモンの捕獲
- 強いポケモンの育成
- 対人戦
などがあります。
定期的にレイドイベント(期間限定のテラレイドバトル)も開催されており、通常出会えないポケモンが期間限定で手に入るようになっています。
また、今後は剣盾(ソード・シールド)のように有料DLCなどの配信もあると思われます。
今作のポケモンもやり込み要素満載の作品となってます。
フィールドの探索が楽しい
シリーズ初のオープンワールドですが、ポケモンはオープンワールドと相性がいいように感じました。
そのエリアにしか生息していないポケモンがいたり、フィールド上にミントやわざマシンなどの貴重なものが落ちているので、探索を楽しめるようになっています。
個体値・努力値をすぐに確認できる
剣盾と同様、クリア後はどこからでも個体値を確認できるようになります。
努力値はクリア前から確認できます。
戦闘することで、経験値とは別にもらえる隠し数値。
その戦闘でレベルが上がらなくても、特定のパラメータが上昇することがあります。
強いポケモンを育てるのにはかなり便利で、やり込みプレイがやりやすいです。
ちなみに、現状努力値を下げる方法がきのみを使って下げるしかないので、そこは若干めんどくさい。(剣盾と同じ仕様)
「ポケモンSV」の悪かった点
「ポケットモンスター スカーレット・バイオレット」(ポケモンSV)をプレイしていて、残念に感じた点が以下です。
テラレイドバトルになかなか参加できない
テラレイドバトルはインターネットを使って現在出ている募集から参加できますが、参加したいバトルを選択した後の通信に30秒くらいかかります。
しかも、30秒待っても参加できないことも多いです。
また、検索結果に参加したいバトルがなくても、1分30秒くらい経たないと募集の更新ができず、とにかくテラレイドバトルに参加できるまでに時間がかかります。
基本は自分で募集を出して、たまにインターネットの募集を使うくらいの方がいいかもです。
処理落ちする
オープンワールドで処理が多くなっていることもあり、プレイ中に処理落ちすることがあります。
ネット上ではソフトが頻繁に落ちるという報告もありますが、実際に僕がエラー落ちしたのは1度だけです。
ソフトを本体にインストールして、テレビ出力していると処理落ちも減ってだいぶ快適にプレイできるようになります。
意図しないポケモンと戦闘になる
小さいポケモンが多く、ライドしていると目の前にいることに気づかずに意図せず戦闘になることがあります。
↓下の画像の草むらに実は1匹ポケモンが潜んでいます。
また、野生のポケモンが表示される距離が短いので、いきなり目の前に野生のポケモンが現れることがあります。
移動速度が遅い
オープンワールドの広大なマップに対して、移動速度が少し遅く感じました。
特に序盤はライド中のダッシュが使えないので少しストレスです。
ストーリーを進めていくうちに、ライドポケモンの能力が解放されて少し楽になっていきます。
会話がスキップできない
通常時の会話やバトル中の会話はスキップできないようになってます。
ムービーも設定で一括でスキップするしかなく、個別にスキップすることができません。
2周目をプレイするときやゲームだけ楽しみたい人は注意です。
まとめ:「ポケモンSV」の感想・評価
以上、「ポケットモンスター スカーレット・バイオレット」(ポケモンSV)をプレイした僕の感想を紹介させてもらいました。
良かった点 | 悪かった点 |
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このゲームをクリアまでプレイしてみて、以下のような人におすすめできる作品だと思いました。
- ポケモンライト勢
- ポケモンシリーズが好きな人
- やり込みが好きな人
今作のポケモンは厳選がほぼ不要になっていて、厳選がよくわからないor厳選がめんどくさいポケモンライト勢にオススメできる作品になってます。
処理落ちやエラー落ちなどが多く報告されてはいますが、それでも世間の評判は良く、ゲームのおもしろさがバグを凌駕している状況です。
きっと今後アプデで遊びやすく改良されるはずなので、ぜひ新しいポケモンをプレイしてみてください!
ではでは~。