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こんにちは!歴代のポケモンはすべてプレイしてきた「どせいくん」(@zyamirasu)です。
今回は任天堂×クリーチャーズの「帰ってきた 名探偵ピカチュウ」をプレイしました。
2018年に3DSで発売された「名探偵ピカチュウ」の続編です。
このゲームを一言で表現すると「ポケモンの世界観の推理ゲーム」。
謎解きやアクションは子ども向けに優しめに設定されていましたが、ポケモンの能力を使った事件が起こったり、ポケモンの能力を使って調査したりと、他の推理ゲームにない一味変わった推理を楽しめました!
このゲームをプレイした評価は☆3.5です!!!
ゲーム性 | |
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ストーリー | |
演出 | |
ボリューム | |
親切さ | |
完成度(ゲームバランス、バグ) |
詳しい感想は以下にまとめたので、ぜひ参考にしてください。
なお、ネタバレには最大限注意してありますが、記事の特性上、多少のネタバレを含んでいる可能性があるので注意してください!
良かった点 | 悪かった点 |
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目次
「帰ってきた 名探偵ピカチュウ」の基本情報
「帰ってきた 名探偵ピカチュウ」の基本情報が以下です。
対応機種 | Switch |
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発売日 | 2023年10月6日 |
ジャンル | シネマティックアドベンチャー |
価格 | 【パッケージ版】6,578円(税込) 【ダウンロード版】6,500円(税込) |
販売 | 任天堂 |
開発 | クリーチャーズ |
クリア時間(実績) | 14.5時間 |
舞台は人間とポケモンが共生する街「ライムシティ」。
主人公の「ティム」とその相棒の「ピカチュウ」は探偵コンビとしてライムシティで起こる様々な事件を解決しながら、行方不明となっているティムの父親「ハリー」の手がかりを探していた。
そんな最中、ライムシティのとある豪邸で宝石盗難事件が発生する。
ライム警察の警部に事件の調査を頼まれる2人。
この事件をきっかけに、ティムとピカチュウは大きな事件に巻き込まれていくのであった。
「帰ってきた 名探偵ピカチュウ」はどんなゲーム?
「帰ってきた 名探偵ピカチュウ」の特徴が以下です。
「ティム」と「ピカチュウ」のコンビで事件に挑む
3DS版の名探偵ピカチュウは、ティムが行方不明になった父親ハリーを探すためにライムシティを訪れて、そこでハリーの相棒だったピカチュウと手を組んでハリーを探すという話でした。
大きな事件を解決まで導きましたが、結局ハリーは見つからず。
今作はそのあとのお話で、名探偵として有名になった2人(1人と1匹?)が今作でも協力して事件に挑みます。
そんなティムにはあるチート能力が備わっていて、その能力のおかげで他の推理ゲームとは一味違った推理を体験できます。
それは相棒のピカチュウと会話ができるという能力。
ピカチュウがポケモンに聞き込みをし、それをティムと共有することで、人間だけじゃなくポケモンからも情報を集めることができます。
また、ときには他のポケモンの能力を借りて調査することもあります。
聞き込みや現場調査で手がかりを集める
事件が起こったら、手がかりを集めていきます。
手がかりを集める方法は主に、
- 聞き込み
- 現場調査
の2つ。
聞き込みでは、事件の関係者に聞き込みをして関係者の「証言」を集めます。
もう一方の現場調査では、事件現場周辺をくまなく見渡して事件解決に繋がる「証拠」を集めます。
こうして集めた証言や証拠といった手がかりは「探偵ノート」に保存されていきます。
集めた手がかりをもとに推理
手がかりが十分集まったら、集めた手がかりをもとに推理を始めます。
事件の謎に対する答えが3択で提示されて、正解することで事件の謎がひとつ明らかになります。
こうやって、ひとつひとつ謎を明らかにしていくことで、犯人にたどり着くことができます。
そして、謎解きの大詰めでは、一連のトリックを明らかにして犯人を追い込みます。
みんなの困りごと(サブクエスト)を解決する
街を歩いていると、青色の吹きだしが出ている人やポケモンがいることがあります。
この人たちは何かに困っていて、助けを求めている人です。
メインストーリーとは直接関係しないですが、話しかけると依頼(いわゆるサブクエスト)を受けることができます。
見かけたら声をかけてみましょう。
「帰ってきた 名探偵ピカチュウ」の良かった点
「帰ってきた 名探偵ピカチュウ」の良かった点が以下です。
ピカチュウがかわいすぎる
ピカチュウを愛でるゲームと言っても過言ではないくらいピカチュウがかわいすぎました。
個人的にかわいいと思ったシーンたちがこちら。
マジでかわいくないですか?
そして、極めつけが、この走り方。
普通のピカチュウは四足歩行ですが、このゲームのピカチュウは二足歩行します。
もうね。どれだけでも見てられる。
ちなみに、このゲームのピカチュウにはもうひとつ特徴があって、それがダンディなおじさんの声をしているところです。笑
人によっては違和感を感じるかもですが、個人的には探偵っぽくて気に入りました。
ポケモンらしい事件と謎解き
このゲームの
- 起こる事件がポケモンの能力を使った事件である点
- 調査にポケモンの能力を使ったりする点
は、他の推理ゲームにないこのゲームならではの部分です。
ちなみに、推理ゲームなら当然ある「殺人事件」は、このゲームでは起こりません。
これはポケモンの世界観を守るためだったり、小さな子どもに配慮しているためだと思います。
これまでいろんな推理ゲームをプレイしてきましたが、他のゲームとは一味違った謎解きが楽しる作品でした。
歴代のポケモンが登場する
ゲーム中は、ポケモンシリーズの歴代のポケモンたちが登場します。
中には最新のポケモンスカーレット、バイオレットに登場したポケモンも。
ポケモンファンはプレイして絶対損しないであろう作品でした。
忙しい現代人むけに設計されている
僕がゲームを起動して最初に気になったのが、この「つまみぐいモード」。
なんとこのモードでは、気になるお話を選んで先にプレイできちゃうみたいです。
クリア後に好きなチャプターを選択してプレイできるのはよくありますが、クリア前からいきなりプレイできるのは驚きでしたね。
なんとも忙しい現代人向きのモード。
そのほか、設定からムービーの倍速再生や高速移動もONにできますよ。
ストレスなくプレイしたいひとは、ぜひ設定をいじってみてください。
「帰ってきた 名探偵ピカチュウ」の悪かった点
「帰ってきた 名探偵ピカチュウ」をプレイしていて、残念に感じた点が以下です。
謎解きが簡単すぎる
他の推理ゲームと比べると、このゲームの謎解きは少し優しめの設定です。
小さな子ども向けでもプレイできるように配慮されているのだと思います。
なので、本格的な推理ゲームを探しているひとにとっては、少し物足りないかもしれません。
また、ゲーム中たまにアクション要素がありますが、連打したり、タイミングよくボタンを押すといったもので、難しいアクションやシビアなタイミングが求められるアクションはありません。
普段からゲームをやるひとがプレイすると少し物足りなく感じそうな本作品ですが、あまりゲームをやらない人や小さな子どもにはほど良い難易度だと思いました。
ボリュームが少ない
クリアまで14.5時間程度と、他のゲームに比べるとストーリーは少し短めです。
クリア後のやり込み要素もほぼありません。
強いて言うなら、取り逃してしまったサブクエストを消化するくらい。
このあたりはアドベンチャーゲームなのでやむなしといったところですね。
気に入ったら、忘れた頃に2周目をプレイするのが良さそうです。
取り返しのつかない要素がある
このゲームには取り返しのつかない要素があって、ストーリーを進めるとサブクエストが受けられなくなってしまいます。
プレイしているチャプターが終わると、それまでのサブクエストは受けられなるので、すべてのイベントを見たいひとは、チャプターごとにサブクエストを消化しておきましょう。
ただ、クリアしたサブクエストはどこかに保存されるでもないので、取り逃してもあまり痛くありません。
自由度が低い
自由度が低めで、行動できる範囲が事件現場の周辺に制限されます。
基本的に他のチャプターで訪れた場所にはいけません。
これも小さな子ども向けの措置かなと思うのですが、調査範囲が絞られて、あまり迷うことがないというメリットがあります。
まとめ:「帰ってきた 名探偵ピカチュウ」をプレイした感想・評価
以上、「帰ってきた 名探偵ピカチュウ」をプレイした僕の感想を紹介させてもらいました。
良かった点 | 悪かった点 |
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このゲームをプレイしてみて、以下のような人におすすめできる作品だと思いました。
- ポケモンが好きなひと:ポケモンシリーズの歴代のポケモンが登場します。ポケモンの能力を使った事件が起こったり、ポケモンの能力を使って調査ができる他の推理ゲームとは一味違う推理が体験できます。
- 小さな子ども用のプレゼントを探しているひと:謎解きやアクションが子どもにちょうどいい難易度で設計されています。ポケモン好きな子ども向けのプレゼントに最適です。
謎解きやアクションは子ども向けに優しめに設定されていましたが、ポケモンの能力を使った事件が起こったり、ポケモンの能力を使って調査したりと、他の推理ゲームにない一味変わった推理を楽しめました。
そして、何よりピカチュウがかわいかったです。笑
ポケモンが好きな人は、ぜひこのスピンオフ作品もプレイしてみてくださいっ!
ではではっ!