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こんにちは!エルデンリングでソウルライクのテクニックを習得した「どせいくん」(@zyamirasu)です。
今回はNEOWIZ(韓国)の「Lies of P」(ライズ・オブ・ピー)をプレイしました。
「ピノッキオの冒険」の世界をモチーフにしたソウルライクアクションRPGです。
このゲームを一言で表現すると「レトロな世界観の王道死にゲー」。
ソウルライクな死にゲーのおもしろさはもちろんのことながら、フランスのベル・エポック時代のレトロな世界観が最高でした!
このゲームをプレイした評価は☆4.0です!!!
ゲーム性 | |
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ストーリー | |
演出 | |
ボリューム | |
親切さ | |
完成度(ゲームバランス、バグ) |
ちなみに、今回僕がプレイしたのはPS5版で、トロコン済みです。
詳しい感想は以下にまとめたので、ぜひ参考にしてください。
なお、ネタバレには最大限注意してありますが、記事の特性上、多少のネタバレを含んでいる可能性があるので注意してください!
良かった点 | 悪かった点 |
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目次
「Lies of P」の基本情報
「Lies of P」の基本情報が以下です。
対応機種 | PS5、PS4、XSX、XB One、Steam |
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発売日 | 2023年9月19日 |
ジャンル | アクションRPG |
価格 | 【パッケージ版】 通常版:8,360円(税込) コレクターズエディション:14,300円 【ダウンロード版】 通常版:8,360円(税込) デジタルデラックスエディション:9,680円(税込) |
販売 | NEOWIZ |
開発 | NEOWIZ、Round8 Studio |
クリア時間(実績) | 33時間(クリア) 68時間(トロコン) |
エルゴによる恩恵を受けていたクラットの街は、突如狂い出した人形たちの暴動によって絶望の地となっていた。
多くのひとが殺され、今なお人形たちの支配は続いている。
この絶望の真っ只中に、ひとつの人形が目を覚ます。
人形職人「ゼペット」が作った人形「P」である。
かつてのクラットを取り戻すべく、狂気の人形たちと対峙する。
「Lies of P」はどんなゲーム?
「Lies of P」の特徴が以下です。
ソウルライクな死にゲー
「Lies of P」はフロムソフトウェアのソウルシリーズやエルデンリングのような「ソウルライク」というジャンルの死にゲーです。
ソウルライクというジャンルの特徴として、
- 敵が恐ろしく強い
- HPが0になると、経験値などを失う
- 好きな能力をあげられる
- 世界観が暗い(ダークファンタジー)
などが挙げられますが、「Lies of P」はまさにこの条件にピッタリ。
ゲームの基本的な流れは、チェックポイントである「スターゲイザー」を解放したり、ショートカットを解放したりしながら目的地に向かって少しずつ進んでいって、最奥にいるボスを倒すというもの。
スターゲイザーに触れると、回復アイテムである「パルス電池」が補充される代わりに、雑魚敵が復活します。
パルス電池はスターゲイザー以外では補充できません。
HPが0になると、このゲームの通貨であり経験値である「エルゴ」を落とすというデスペネルティを受けた上で、スターゲイザーからやり直しになります。
とはいえ、死んだ地点に辿り着くと落としたエルゴを回収できるので、大したペナルティでもないかな。
攻撃と防御の見極めが大事になるバトル
敵とのバトルでの基本的な攻撃手段が、
- 通常攻撃
- ため攻撃
- フェーブルアーツ
- リージョンアーム(特殊義手)
の4つ。
フェーブルアーツはフェーブルスロット(HP下のゲージ)を消費して使える強力な必殺技です。
リージョンアームは主人公の義手を使った攻撃。装備するリージョンアームによっていろんな効果を発揮します。
ちなみに、どの攻撃もスタミナを消費します。スタミナが切れると行動が制限されるので、スタミナ管理は怠らずに!
そして、バトルのキーとなるのが「致命攻撃」。
敵に何度も攻撃を当てたり防御を成功させたりしていると、敵のHPが白く光ることがあります。
この状態の敵に「ため攻撃」を当てると敵が一時的にスタッガー状態(ダウン状態)に。
そして、スタッガー状態の敵付近の○の部分に立って、通常攻撃すると致命攻撃となり敵に大ダメージを与えられます。
効果音付きの派手な演出に加えて大ダメージを与えられるので、成功させると爽快感がありますよ!
一方、基本的な防御手段は、
- 防御
- 回避
のみ。
防御については、タイミングよく防御するとジャストガードになります。
強雑魚以上の敵だけ、攻撃時に赤く光る「フューリー攻撃」を使ってきますが、フューリー攻撃は防御と回避ができず、ジャストガードでのみ防ぐことができます。
ジャストガードのタイミングは結構シビアです。
自由度の高い強化
主人公自身の強化方法には、
- レベルアップによる強化
- P機関による強化
の2つがあります。
レベルアップによる強化
敵を倒したときにもらえる「エルゴ」を消費して、レベルアップすることができます。
レベルアップ時には、好きなパラメータを上げることができます。
序盤は振り直しができないので、慎重に上げるのが良さげです。
ちなみに、ゲーム開始直後に戦闘スタイルを、
- コオロギ:進化ビルドに最適
- バスタード:技術ビルドに最適
- スイーパー:動力ビルドに最適
の3つから1つ選ぶことになります。
戦闘スタイルごとに初期パラメータが少し違うので、自分がなりたいビルドにあったスタイルを選ぶといいです。
僕は技術ビルド(動力と進化にはポイントを振らないビルド)にしたかったので、バスタードを選びました。
とはいえ、終盤にもなれば、ほぼ誤差くらいの差しかないです。気負わず選んでOK!!!
P機関による強化
強敵を倒したときなどにもらえるクオーツを消費することで、P機関の対応する効果を解放できます。
グループ内の全部のスロットが埋まると、さらに追加で正の効果が解放されます。
下の画像ではクオーツ2個を消費して、回避時ダメージ低減1と敵撃破時エルゴ増加1を解放した上に、追加で連携回避の効果が解放されています。
序盤は振り直しができないので、どの効果を先に解放するかが重要になってきます。
武器を強化できる
装備する武器によって攻撃力はもちろん、攻撃モーションや使えるフェーブルアーツが違います。
また、武器によって能力(動力、技術、進化パラメータ)との相性があって、自分の能力に合った武器を使うことで攻撃力に補正値が追加されます。
装備を変更するときは必ず相性をチェックしておきたいところ。
武器(ブレード)は月長石とエルゴを消費することで強化することができます。
また、武器をブレードと柄に分解して、他の武器のブレードや柄と組み合わせることで、使い勝手の違う武器を作ることもできます。
ちなみに、装備には重量が設定されていて、優秀な装備ほど重量が重いです。
最大重量の60%以上になると「やや重い」になって、回避時の無敵時間が減ったりするといったデメリットがあります。
「Lies of P」の良かった点
「Lies of P」の良かった点が以下です。
ボス撃破時の達成感がやみつきになる
数ある死にゲーの中でも全体的にボスが強かったです。
実は発売後のアプデでボスの強さが下方修正されてるのですが、それでもまだまだ強い。
中には倒すまで3時間以上かかったボスもいました。笑
終盤のボスは「こいつ一体、いつ攻撃の隙があるんじゃい!」と言いたくなるくらい攻撃の勢いがすごいので、防御一辺倒。
下手に攻撃すると、痛い一発をもらってしまいます。
それだけ苦労してボスを倒せたときは達成感MAXでした!
どうしても倒せないときは「助霊」を召喚するのがオススメ。
助霊はNPCのお助けキャラです。
攻撃はあまり強くないけど、敵のターゲットを取ってくれるので重宝します。
世界観が最高
「Lies of P」はベル・エポック時代のフランス パリがモデル。
ベル・エポック時代とは、19世紀末から第一次世界大戦(1914年)までのパリが最も繁栄した時代だそうです。
ゲームスタートして最初のステージでそのレトロな街並みにまずグッと心を掴まれて、中盤くらいのステージでオードリー・ヘプバーン主演の映画「昼下がりの情事」の「fascination」が流れてくるところで完全にやられました。笑
そんな中で人形同士が戦い合っているという独特の世界観たるや。。。
敵の人形もカラクリ感があって良きです!
とまぁ、僕の長いゲーム人生の中でも、トップレベルに好きな世界観のゲームでした。
やり込み要素が豊富
クリア後のやり込み要素には、
- 武器のコンプリート
- ジェスターのコンプリート
- エンディングのコンプリート
- サイドクエストのコンリート
などがあって、割と豊富。
周回を重ねるごとに敵がさらに強くなるので周回を重ねるのもアリです!
ちなみに、全エンディングを見るのがトロフィー要素になっているので、最低3周しないとトロコンができないようになっています。
そんなとこまで、ソウルライクを踏襲しなくていいんだが。。。笑
ダークファンタジーなのに視界良好
ダークファンタジーで暗いシーンが多いですが、このゲームの視界は全体的にいい方でした。
たまにダークファンタジー感を出そうという気持ちが強すぎて、どこに進んだらいいのかすらわからないくらい暗くしてあるゲームがありますが、このゲームに関しては不便に思った箇所はありませんでした。
「Lies of P」の悪かった点
「Lies of P」をプレイしていて、残念に感じた点が以下です。
オートセーブしかないのでやり直しが効かない
- イベントの選択肢
- サイドクエスト
などなど、1周単位でみると、取り返しのつかない要素があります。
しかも、マニュアルセーブがなくて、イベントの選択肢などの重要な場面の後には必ずオートセーブされるので、やり直しが効かないんですよね。
特に選択肢はエンディングの分岐上、重要な役割を果たすで、僕としては何個かセーブデータを分けておきたいくらいなんですが。
ボス前にチェックポイントがない
死にゲーなのでボス戦で何回も死ぬのが前提なのに、ボス前にチェックポイントがないことが多くて不便でした。
死ぬたびに数分間走らされる苦痛。
ショートカットをうまく設計してチェックポイントの数を減らしてあるのはかっこいいけど、少なくとも死にゲーのボス戦前は必須だと思います。
いやらしいトラップが多い
敵が壁の死角に潜んでいたり、床が抜けるトラップがあったりと、プレイヤーが嫌がるいやらしいのがかなり目立ちました。
死にゲーのプレイヤーにドMが多いからって、開発はこういういやらしいのでプレイヤーが喜ぶとでも思ってるんかな?
マジでそれ、大正解だよ!!!笑
死角から現れた敵にぶん殴られて、穴に落とされることがありましたが、あまりのいやらしさに思わずニヤニヤしてしまいました。笑
攻撃が壁に弾かれるのがストレス
斬りモーションの武器の攻撃が壁に弾かれるのが、かなりウザかったです。笑
攻撃が壁に弾かれた無防備な状態で、敵の攻撃を喰らうみたいな。
狭い場所でのバトルはマジで注意してくださいね!
まとめ:「Lies of P」をプレイした感想・評価
以上、「Lies of P」をプレイした僕の感想を紹介させてもらいました。
良かった点 | 悪かった点 |
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このゲームをプレイしてみて、以下のような人におすすめできる作品だと思いました。
- 死にゲーが好きなひと:ソウルライクの王道死にゲー。死にゲーの中でも強力なボスが出現するので、ボスを倒せたときの達成感がハンパないです。
- アクションが得意なひと:死にゲーの中でも難易度が高いので、アクションが苦手なひとはちょっと厳しそう。
ソウルライクな死にゲーのおもしろさはもちろんのことながら、フランスのベル・エポック時代のレトロな世界観が最高のゲームでした!
死にゲーの中でも難易度が高いように感じたので、アクションが得意なひとはぜひ挑戦してみてください!
ではではっ!