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こんにちは!にんじんが嫌いな「どせいくん」(@zyamirasu)です。
今回はニンテンドーの「ピクミン4」をプレイしました。
「ピクミン」の正式ナンバリング作品としては、「ピクミン3」の発売以来、実に10年ぶりの新作です。
このゲームを一言で表現すると「最高傑作のピクミン」!!!
ピクミンは「スプラトゥーン」と並ぶニンテンドーのアイデアゲームですが、相棒「オッチン」の追加などの改良が加えられて、過去最高傑作のピクミンに仕上がっていました!
このゲームをプレイした評価は☆4.0です!!!
ゲーム性 | |
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ストーリー | |
演出 | |
ボリューム | |
親切さ | |
完成度(ゲームバランス、バグ) |
詳しい感想は以下にまとめたので、ぜひ参考にしてください。
ネタバレには最大限注意してありますが、記事の特性上、多少のネタバレを含んでいる可能性があるので注意してください!
良かった点 | 悪かった点 |
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目次
「ピクミン4」の基本情報
「ピクミン4」はニンテンドーの人気アクションゲーム「ピクミン」シリーズの最新作です。
対応機種 | Switch |
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発売日 | 2023年7月21日 |
ジャンル | アクション |
価格 | 【パッケージ版】6,578円(税込) 【ダウンロード版】6,500円(税込) |
販売 | ニンテンドー |
開発 | ニンテンドー |
クリア時間(実績) | 17.5時間 |
レスキュー隊のもとに1本の救難信号が届く。
その救難信号は宇宙船ドルフィン号の船長キャプテン・オリマーのものであった。
レスキュー隊は救難信号が発信されている未知の惑星に救助に向かうが、そのレスキュー隊も消息を絶ってしまう。
残すレスキュー隊は、本部でひとり留守番をしていた新米隊員のみ。
レスキュー隊救助の任務を受けた新米隊員は、ひとり未開の惑星に向かう。
「ピクミン4」はどんなゲーム?
「ピクミン4」の特徴が以下です。
ピクミンを使って惑星探索
ピクミンは未知の惑星で発見された、動物なのか植物なのかもよくわからない不思議な生物。
これまた生態が謎な「オニヨン」が生み出すタネから生まれます。
ピクミンには、
- リーダーについていく
- 笛で集合する
- 落ちているものを運ぶ
といった習性があって、この習性をうまく使って惑星を探索します。
そんなピクミンですが、実は数種類のピクミンが確認されています。それぞれの特徴が以下。
ピクミンの種類 | 特 徴 |
赤ピクミン | ・火に強い ・攻撃力が高い |
黄ピクミン | ・電気に強い ・穴掘りが速い ・高く投げられる |
青ピクミン | ・水の中で溺れない |
羽ピクミン | ・空を飛べる ・攻撃力が低い |
岩ピクミン | ・ガラスの壁を壊せる ・土の上なら踏まれてもつぶれない |
白ピクミン | ・毒に耐性がある ・足が速い |
紫ピクミン | ・他のピクミン10匹分の力をもつ ・他のピクミン10匹分の重さがある ・足が遅い |
氷ピクミン | ・水場や敵を凍らせる |
このうち、氷ピクミンは今作初登場のピクミン。
水場を凍らせて水が苦手なピクミンが通れるようにしたり、敵を凍らせて一定時間動けないようにしたりと、探索、戦闘の両方で活躍します。
状況に合ったピクミンを使い分けてダンドリ(効率)よく探索するのがこのゲームのおもしろいところです。
頼れる相棒「オッチン」が追加
今作は新しい相棒「オッチン」が新登場します!
オッチンはレスキュー隊の隊長の家に代々仕えている救助犬で、
- 主人公とピクミンを乗せて速く移動する
- ジャンプして段差を超える
- 遭難者やオタカラを見つける
- トッシンで物を破壊する
- 原生生物(敵)を攻撃する(ピクミンよりも攻撃力が高い)
- ものを運ぶ(ピクミンよりも重いものを運べる)
などピクミンよりも多くのことができてしまう最強の相棒です。
オッチンと操作を切り替えて、オッチン自体を操作することもできます。
なかには、主人公とオッチンを切り替えながら進まないと、行けないような場所もあります。
昼と夜の2つの探索モード
今作は、大きく分けて
- 昼の探索
- 夜の探索
の2種類の探索があります。
昼の探索
「昼の探索」では選択したエリアを日没までの間、探索して、遭難者を見つけ出すことが目的です。
また、探索エリアには、オタカラやシザイなどが落ちています。
オタカラを回収するとキラキラエネルギーが貯まり、キラキラエネルギーが一定以上になると、宇宙船シェパード号のレーダーを修復して、探索できるエリアが広がります。
夜の探索
もうひとつの「夜の探索」は今作から追加された探索モード。
夜の原生生物(敵)は凶暴化していてヒカリヅカを壊しにやってくるので、原生生物から「ヒカリヅカ」を一定時間守り切ればクリアになります。
夜の探索で使えるのは、オッチンと夜になると地上に現れる「ヒカリピクミン」だけです。
クリアすると、昼の探索で回収した「葉っぱ人」(頭に葉っぱが生えて、毛むくじゃらになった元遭難者)を人の姿に戻すことができる「ヒカリのミツ」が手に入ります。
シザイを回収してソウビ開発
ベースキャンプにあるカイハツラボでは、シザイを消費してソウビとアイテムを作成できます。
ソウビには、
- トツゲキ笛:選んだピクミンを一斉にトツゲキさせる
- ヒマジン笛:作業していないピクミンを集める
- ダッシュブーツ:主人公とオッチンの移動速度が上がる
といった戦闘、探索の両方で役立つものものばかりなので、シザイに余裕ができたらソウビの開発を進めるのがオススメです!
シザイは探索エリアに落ちていて、拠点まで運ぶと入手できます。
シザイは探索エリア内の橋などの「ケンチクブツ」を作るのにも使うので、使い過ぎには注意!
オッチンを調教してスキル取得
ベースキャンプにあるレスキュー訓練では、オッチンのやる気を消費してオッチンのスキルを習得・強化できます。
オッチンのスキルには、
- カイリキ:物を運ぶ
- ホリホリ:埋まっている物を掘り出す
- カイフク:オッチンのダメージを自然治癒する
など戦闘、探索の両方で役にたつものばかりです。
やる気は遭難者を1人救助すると1増えます。
シザイと違って、やる気はレスキュー訓練以外には使い道がないので安心です。
「ピクミン4」の良かった点
「ピクミン4」の良かった点が以下です。
オッチンとピクミンがかわいすぎる
何よりもまず、やっぱりこれが言いたい。
「オッチンとピクミン、マジでかわいすぎん?」
というか、このゲーム内に登場するもの全てがかわいすぎて、めっちゃ癒されます。
現代社会に疲れた人は、全員ピクミン4をプレイすべし。
ピクミンが合唱してるのとか見ると、マジで1匹も死んで欲しくなくなる。笑
時間巻き戻し機能が超便利
今作は一定のタイミングまで時間を巻き戻す「時間巻き戻し」が何回でも使えます。
戻るタイミングは、エリア到達直後やオートセーブが入ったタイミングなど。
実際に僕も、
- ピクミンが大量に死んでしまったとき
- 無駄な動きをして時間を無駄にしてしまったとき
など何度も巻き戻し機能にお世話になりました。マジでありがとう!!!
いろんなやり込み方ができる
今作はクリア後もいろんなやり込みができます。
例えば、
- オタカラ図鑑、生物図鑑のコンプ
- ダンドリチャレンジ、ダンドリバトルのプラチナメダル取得
- オリマー遭難記の最短日数クリア(クリア後コンテンツ)
- 最短日数でのメインストーリークリア
- ピクミン死亡数0でのクリア
などなど。
3では果実(今作でいうオタカラ)のコンプを目指す場合、日数を戻しさないといけなかったのですが、今作はクリア後もエリアを探索できるので、やり込みがしやすくなりました。
やり込みが大好きな僕にとっては最高の改良です!!
ダンドリチャレンジがガチでおもしろい
ダンドリチャレンジはステージ上にある運搬物をすべて運ぶまでのタイムを競うモードです。
これがマジでおもしろい!!!
時間内に運搬物を全部運び切るためのダンドリはもちろん、さらにタイムを伸ばすためにはどういうダンドリで運べばいいか?を考えて、タイム更新できたときの達成感がクセになります!
YouTubeにも動画がいっぱい上がっていて、他のひとのダンドリを見るのも楽しいですよ。
ということで、僕の動画もおひとつどーぞ。笑
「ピクミン4」の悪かった点
「ピクミン4」をプレイしていて、残念に感じた点が以下です。
ピクミンが意図しない動きをするとストレス
このゲームをプレイしていると、
- モノを運んで欲しいのに、その場で立ち止まっている
- 段差の下に落ちる
- トツゲキ中に一部のピクミンが戻ってくる
などなど、ピクミンが自分が意図しない動きをしてしまうことがどうしてもあります。
決してバグじゃないので気をつけていれば対処できるのですが、特にダンドリチャレンジなどタイムがかかっているときに意図しない動きをされると結構なストレスです。笑
クリアまでは短め
クリアまでは割と短めで、17.5時間ほどでクリアできてしまいました。
とはいえ、クリア後もメインミッションが追加されて、真エンディングまでは25.5時間。
さらに、クリア後もやり込めるので、クリア後のやり込み要素も含めると、他のゲームと同じくらいの時間はプレイできるはずです。
ダンドリバトルの画面が見づらい
ダンドリバトルは制限時間内にどちらが多くの運搬物を回収できるかを競うモードです。
運んだものの重さなどで点数が入り、最終的な点数が多い方が勝ちというシンプルなルール。
ゲーム本編でNPCと対戦しますが、2Pのローカル対戦もできます。
ダンドリバトルもかなりおもしろいコンテンツなのですが、画面分割されて見にくいのだけが、ちょっと残念!
画面分割されるのはローカル対戦だけで良くて、NPCの画面は別に見れなくても問題ないよ?笑
日数などのレコードが気になる
昼の探索や夜の探索をプレイするとゲーム内時間1日(リアルタイムだと15分)が経って、ゲーム開始した日からの日数が記録されます。
特にいつまでにクリアしないといけないなどの制限はないのですが、記録されていると性格上どうしても気になってしまいます。笑
日数以外にピクミンの死亡数などいろんな記録が残ってしまうので、気になる人は気になるかも?
ってか、ピクミンに一匹も死んでほしくないとか言いながら、すでに300匹以上が死んでた。。。笑
ロードが長い
このゲームは画面切り替わり時のロードがかなり長い方です。
探索を開始するとき、ベースキャンプに戻るときなんかは少し待つ必要があるので、気長にプレイしましょう。
ニンテンドーさん、新しい本体が発売されるの待ってますよ!
まとめ:「ピクミン4」をプレイした感想・評価
以上、「ピクミン4」をプレイした僕の感想を紹介させてもらいました。
良かった点 | 悪かった点 |
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このゲームをやり込んでみて、以下のような人におすすめできる作品だと思いました。
- 記録を伸ばすのが好きなひと:ダンドリチャレンジや最短日数クリアなど記録を伸ばすようなやり込み要素がたくさんあります。
- 現実社会に疲れてしまったひと:出てくるキャラすべてがかわいくて癒されます。
ピクミンはスプラトゥーンに並ぶくらいのニンテンドーのアイデアゲームだと僕は思っています。
これまでのピクミンはどうしてもボリュームが気になっていましたが、今作はやり込み要素が増えていて、まさに死角がない最強のゲームになりました!
これまでピクミンをプレイしたことがなかったひとも、ぜひ今作はプレイしてみてください!
ではではっ!