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こんにちは。ホラゲーが大の苦手の「どせいくん」(@zyamirasu)です。
今回は、カプコンの「BIOHAZARD RE:4」(バイオハザードRE4)をプレイしました。
2005年にPS2などで発売された「バイオハザード4」のリメイク作品です。
このゲームを一言で表現すると「バトルを楽しむホラゲー」。
バイオ4はこれまでのナンバリングに比べてアクションが強化された作品ですが、リメイク版ではさらに新しいアクションが追加されていて、敵をバリバリ殲滅しながらプレイするのが楽しかったです。(ついつい6周もプレイしてしまいました。)
このゲームをプレイした評価は☆4.0。
ゲーム性 | |
ストーリー | |
演出 | |
ボリューム | |
親切さ | |
完成度(ゲームバランス、バグ) |
ちなみに、今回僕がプレイしたのはPS5版で、プラチナトロフィーを取得済みです。
詳しい感想は以下にまとめたので、ぜひ参考にしてください。
もちろんネタバレには最大限注意してあるので、安心してどーぞ!
良かった点 | 悪かった点 |
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目次
「バイオハザードRE4」の基本情報
「バイオハザードRE4」は2005年にPS2などで発売された「バイオハザード4」のリメイク作品です。
対応機種 | PS5、PS4、XSX、Steam |
発売日 | 2023年3月24日 |
ジャンル | サバイバルホラー |
価格 | 【パッケージ版】 通常版:8,789円(税込) 【ダウンロード版】 通常版:7,990円(税込) デラックスエディション:8,990円(税込) |
販売 | カプコン |
開発 | カプコン |
クリア時間(実績) | 17.5時間(クリア) 55.5時間(トロコン) |
舞台はラクーン事件から6年後の世界。
大統領直属のエージェントとなった「レオン」(バイオ2の主人公)は、消息を絶った大統領の娘「アシュリー」捜索の命を受ける。
アシュリーを救出すべく、スペインの片田舎に潜入する。
「バイオハザードRE4」はどんなゲーム?
「バイオハザードRE4」の特徴は以下です。
アクション性が高いバトル
バイオ4は1〜3に比べてアクションが強化された作品でしたが、RE4もそれを引き継いでいます。
代表的なアクションがオリジナル版にもあった「メレー(体術)」!敵の頭や足を撃って敵がよろめいたら、敵に近づいでダメージを与えられます。
メレーは近くに敵がいたら巻き込めるので敵に囲まれた場面でも役に立ちます。
また、リメイク版であるRE4では新しく「パリィ」が追加されました。
敵の攻撃に合わせてタイミング良くL1を押すことで、ダメージを受けることなく敵の攻撃をいなして危機回避できます。
さらに、敵の背後から近づいて敵を一撃で敵を仕留める「ステルスキル」も追加されています。
以上のとおり、主人公はかなり強化されているのですが、合わせて敵も俊敏になっているので、敵とのバトルがさらに楽しめるようになりました。
改造で武器を強化
武器は武器商人から購入したり、ストーリー中に拾ったりできますが、入手した武器は武器商人の改造を受けて強化できます。
改造前後で見違えるほど強くなるのでストーリーを進めるのに必須級ですが、改造にはお金がかかるので、どの武器を改造するかは慎重に考える必要があります。
アイテムは節約が基本
弾や回復アイテムといったアイテムは何も考えずに使うと枯渇してしまいます。
なので、アイテムを節約しながらプレイするのがこのゲームの基本的なスタイルとなります。
弾薬を節約する方法としては、
- ヘッドショットを狙う
- ステルスで敵を倒す
- メレーを活用する
- 戦闘を回避する
などがあります。
ちなみに、入手したアイテムはアタッシュケースに入ります。
今作は倉庫がないので、アタッシュケースに入りきらないアイテムは持ち歩けません。
使わないアイテムは武器商人に売ったりと、アイテム管理が大事になります。
アシュリーを守りながら進める
ストーリー中ではアシュリーを護衛する場面があります。
アシュリーは敵の攻撃を1度受けるとその場から動けなくなり、動けない状態で攻撃を受けるとゲームオーバーとなります。
アシュリーには、
- タイト:レオンの近くにいる。敵がいるところを走り抜けるときに使う。
- ルーズ:レオンと距離をとる。戦闘中に使う。
の2種類の指示ができます。
指示をうまく使い分けながら、アシュリーを敵の攻撃から守ってください。
マーセナリーズが無料DLCに追加
マーセナリーズは本編とは別に用意されたモードで、制限時間内にどんどん湧いてくる敵を倒して点数を競います。
時間を空けずに複数の敵を倒すとコンボが加算されるので、コンボを切らさないで多くの敵を倒すのが高得点のポイント。
制限時間を伸ばすポイントも設置されています。
このモードでは本編に登場するレオン以外のキャラが使えるのもおもしろいところです。
「バイオハザードRE4」の良かった点
「バイオハザードRE4」の良かった点は以下です。
アクションが強化されたバトルが楽しい
バイオRE2、RE3は敵が固く、敵を殲滅していると物資が尽きてしまうので、なるべくバトルを回避して進むのが基本のスタイルでした。
が、しかし!
RE4では敵を倒すと「弾薬」をドロップすることがあるので、ヘッドショットやメレーなどでうまく弾の節約さえすれば敵を殲滅しながら進められます。
個人的にはメタルギアでも敵とバリバリ戦闘していくスタイルが好きだったので、ぶっちゃけ僕はこっちのスタイルの方が好みですね。
これまでの鬱憤を晴らすかのごとく敵を殲滅してやりました。ロケランどーん!!!笑
ホラー的な怖さが抑えられている
バイオRE2、RE3では懐中電灯を使って真っ暗な道を進むホラー的な演出が多かったですが、RE4はアクションに力が入れられていてホラー的な演出は抑えられています。
序盤から中盤までは明るい昼のシーンだって登場しちゃいます。
僕はホラーが苦手なのですが、今作はかなりプレイしやすい作品でした。
とはいえ、グロめの表現はあるので、苦手な人はご注意を!
物資のバランスが絶妙
物資は節約しなければ枯渇するけど、節約すればギリギリ切り抜けられる絶妙なバランスで設計されています。
本当に何度もトライ&エラーを繰り返してバランス調整されているんでしょうね。
そのおかげで、プレイ中は常に物資が枯渇する恐怖にさらされました。笑
「ラスト・オブ・アス パート1」もここのバランス感がすんごく上手でしたが、バイオRE4もさすがでした!
毎周ハラハラさせられる
まず大前提として、このゲームのトロコンは周回前提となっています。
周回プレイは強力な武器が追加されるので無敵と化してしまうのですが、特定のトロフィーを取りたい場合はそういった武器の使用が禁止されたりします。
トロコンまで毎周いろんな制限をかけられてプレイすることになるので、周回プレイも新鮮な気持ちでハラハラさせられました。
ちなみに、トロコンまでの最短ルートを以下の記事にまとてあるのでトロコンを目指す人は参考にしてください。
「バイオハザードRE4」の悪かった点
「バイオハザードRE4」をプレイしていて、残念に思った点は以下です。
難しめの難易度でプレイする人を選ぶ
歴代のバイオの中でも今作は難易度高めに設定されています。
ストーリー序盤から敵がわさわさと集まる中を一定時間耐え抜くイベントがあるのですが、最初プレイしたときはぶっちゃけ絶望しました。笑
「な、何回やっても抜けられねぇ。。。」
さらに、トロコンの難易度も高く、中には難易度「ハードコア」を評価S+でクリアすることが求められます。
とはいえ、難易度「プロフェッショナル」以外はオートセーブ機能が使えて、ゲームオーバーになっても近い場所からすぐにやり直せるので、クリアもトロコンもめげずにやればなんとかなります!
ちなみに、難易度は以下の3段階から選択できるので、ストーリーだけでも楽しみたい人は「アシステッド」でプレイすればOK!
有料DLCでゲーム難易度が変わる
ゲーム難易度が変わる有料DLCには賛否両論がありますが、有料DLCに特殊改造チケットが追加されて前よりもトロコン難易度が下がりました。
特殊改造チケットは本来スピネルを30個集めないと入手できないアイテムなのですが、有料DLCを使うとこれが序盤から使えてボーナス武器を無限弾薬化できるので、クリア後の評価S+が取りやすくなります。
個人的にはゲームは自分との戦いだと思っているのでこういう有料DLCも反対ではないですが、中には反対の人もいるかもです。
レオンの足が遅い
アクション性は高まりましたが、歴代バイオと同じで主人公の足は遅めです。
メレーのチャンスが来ても、足が遅くてメレーが間に合わないなんてことがザラにありました。
開発者さん!足をもう少しだけ速くするか、足が伸びるようにするかどちらかにしてください。
1周のプレイ時間が長め
1周を普通にプレイすると、クリアまで15〜20時間程度と歴代バイオシリーズの中でも長めです。
基本的にはストーリーは長い方がいいという考えなのですが、トロコンを目指すなら周回プレイが前提になるので、トロコンまでぶっちゃけかなり疲れました。笑
常に気を張りながらプレイするゲームなので、普通のゲームより長く感じるかもですね!
まとめ:「バイオハザードRE4」をプレイした感想・評価
以上、「バイオハザードRE4」をプレイした僕の感想を紹介させてもらいました。
良かった点 | 悪かった点 |
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このゲームをクリアまでプレイしてみて、以下のような人におすすめできる作品だと思いました。
- ホラーが苦手だけどホラゲーがしたいひと:RE2、RE3に比べてホラー要素が抑えられ、アクション要素が強化
- オリジナル版のバイオ4が好きなひと:原作をベースに再構成。アシュリーはさらにかわいく!
- アクションゲームが好きなひと:新たなアクションが追加され、アクション要素が強化
すでに全世界で売上400万本を突破しており、Amazonなどでも高評価が目立っています。
特に「RE2、RE3は怖くて苦手だった!」という人はホラー要素が抑えられてアクション要素が強くなった今作をぜひプレイしてみてください!
ではでは~!