Little Nightmares™︎ & ©BANDAI NAMCO Entertainment Europe.
こんにちは!お化け屋敷ではずっと目をつぶっているタイプの「どせいくん」(@zyamirasu)です。
今回はバンダイナムコ×Tarsier Studiosの「リトルナイトメア」をプレイしました。
熱狂的なファンが多い「リトルナイトメア」シリーズの1作目です。
このゲームを一言で表現すると「アート作品のようなホラゲー」。
多くを語らないスタイルのゲームで、ムービーや会話は一切登場しないながらも衝撃的な描写が多く、プレイするひとによって解釈が分かれるアート作品のようなホラゲーでした!
このゲームをプレイした評価は☆3.0です!!!
ゲーム性 | |
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ストーリー | |
演出 | |
ボリューム | |
親切さ | |
完成度(ゲームバランス、バグ) |
ちなみに、今回僕がプレイしたのはPS4版で、トロコン済みです。
詳しい感想は以下にまとめたので、ぜひ参考にしてください。
また、「リトルナイトメア」の続編「リトルナイトメア2」の感想を別記事でまとめてあるので、参考にしてください。
なお、ネタバレには最大限注意してありますが、記事の特性上、多少のネタバレを含んでいる可能性があるので注意してください!
良かった点 | 悪かった点 |
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目次
「リトルナイトメア」の基本情報
「リトルナイトメア」の基本情報が以下です。
対応機種 | PS4、Switch、XB One、Steam |
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発売日 | 2017年4月28日(PS4、XB One、Steam) 2018年5月18日(Switch) |
ジャンル | サスペンスアドベンチャー |
価格 | 【パッケージ版】3,200円(税抜) 【ダウンロード版】2,200円(税抜) |
販売 | バンダイナムコエンターテインメント |
開発 | Tarsier Studios |
クリア時間(実績) | 4時間(クリア) 10時間(トロコン) |
幼い少女「シックス」は「モウ」の中に囚われていた。
モウとは「胃袋」の名を持つ謎めいた巨大船舶。まるまると太ったゲストをもてなす特別な場所である。
悪夢から目を覚ました少女は、モウからの脱出を決意する。ひとつのライターだけを持って。
「リトルナイトメア」はどんなゲーム?
「リトルナイトメア」の特徴が以下です。
巨大船舶「モウ」からの脱出を目指す
主人公の少女が巨大船舶の中に囚われていて、そこから脱出するのがこのゲームの目的。
と言いつつ、ゲーム中は背景が一切語られないんですけどね。
新しくゲームを始めると、とある部屋の中からいきなりゲームスタートします。笑
船の中は薄暗く、どこか不気味な雰囲気で、今にも何かが飛び出してきそうな雰囲気です。
小さな体でスイッチを作動させてみたり、登れそうな場所を登ってみたりして、ステージを進んでいきます。
奇妙な敵が出現
ステージを進んでいくと、巨大で奇妙な敵たちと出くわします。
少女には攻撃手段がないので、捕まったら即ゲームオーバー。
見つからないように音を立てずに進んだり、物を投げて気を逸らしたりしながら、敵のいる場所を潜り抜けていきます。
見つかると敵に追いかけ回されますが、家具などの小さな隙間に隠れることで助かる場合があります。
ムービーや会話は一切なし
ゲームが始まると、ムービーや会話は一切ありません。
ゲームの背景も公式HPに少しだけ書かれているだけで、ゲーム内では一切語られることはありません。
僕は事前情報なしでプレイしたので、少女が脱出しようとしていることすら理解できなかったという。笑
アクションは超シンプル
アクションは超シンプルで、
- 歩く、走る
- ジャンプする
- しゃがむ
- つかむ、投げる
- ライターをつける
くらい。
ただ、チュートリアルがほぼないので、最初はどんなアクションがあるのかすらわからずに戸惑ってしまいます。笑
一応、設定画面から操作方法を確認できるので、アクションがわからなくなったら確認するのがオススメです。
「リトルナイトメア」の良かった点
「リトルナイトメア」の良かった点が以下です。
独特な世界観が良き
ゲストをもてなす巨大船舶に、そこで働く奇妙な従業員たち。そして、そこに集うゲストたち。
登場するキャラクターは、まさにキモかわいいという言葉がぴったりのキャラデザで愛着が持てます。
船内のゲストルームはどこか和風の趣があって、どことなく「千と千尋の神隠し」を彷彿させるような世界観です。
ジブリ作品で「千と千尋の神隠し」が一番好きな僕にとって、このゲームの世界観はまさにどストライクでした!
大人もハラハラさせられる
基本的に敵は倒せないので、敵に見つからないように隠れて進むしかありません。
主人公よりも敵の方が足が速く、もし敵に見つかってしまったら、すぐに追いつかれてしまうので、常に敵に見つからないかビクビク怯えながら進む緊張感が半端なかったです。
ときには敵を振り切らないと先に進めない場面もあるのですが、追いつかれるか追いつかれないかのギリギリのラインでうまく作られていてガチで恐怖。。。汗
いい大人がまんまとハラハラさせられてしまいました。笑
衝撃的な描写に考えさせられる
ムービーや会話はゲーム内に一切登場せず、ゲームの背景が公式HPに少し記載されているのみという多くを語らないスタイルのゲームです。
ゲーム中に衝撃的な描写がいっぱい登場するのに解説もなくエンディングを迎えてしまうので、ネット上には考察がいっぱい上がっています。
その考察もまちまちで、プレイするひとによって解釈が分かれるアート感が強い作品とも言えます。
ネタバレ防止のためにここでは多くを語れませんが、ぜひクリア後に考察してみて欲しいです。
「リトルナイトメア」の悪かった点
「リトルナイトメア」をプレイしていて、残念に感じた点が以下です。
ボリュームが少ない
ボリュームは少なく、初見で4時間でクリアできました。
クリア後は、
- すべての銅像を破壊する
- すべてのノームをハグする
- ランタン、ろうそくに火を灯す
といった収集関連のトロフィーを取ったり、上記で紹介した鬼畜トロフィーに挑戦したりしましたが、それでも10時間程度。
ゲーム自体の値段は安いですが、プレイ時間を考えるとコスパはあまり良くない方です。
鬼畜トロフィーがある
取得率が2023年10月22日現在でわずか0.2%の鬼ムズトロフィーがあります。
その取得条件は「1回もゲームオーバーにならずに1時間以内でゲームをクリアする」こと。
このゲームは少しの操作ミスでゲームオーバーになってしまうので、かなり難易度が高いトロフィーです。
しかも、オートセーブしかないので、1度失敗すると最初からやり直しという鬼畜っぷり。
こんなトロフィーを作った開発はマジで頭がイカれてます。笑
と散々けなしてしまいましたが、実はオートセーブのセーブデータをマニュアルでクラウドに逃しながら、進めていくことでトロフィーを取ることができます。
僕もこの方法を使ってトロフィーを取りましたが、正規の方法で取るのはまず無理です。
障害物にあたったときの硬直がストレス
障害物に当たると硬直する時間があります。
敵に追われているときに壁や柱にぶつかってしまって、その硬直中にゲームオーバーになることがよくありました。
ゲーム全般にわたって視界が悪い
ゲーム全般にわたって薄暗く、視界が悪いです。
ホラーなので仕方ないかなと思いますが、中にはライターをつけてやっと少女の周りだけが見える程度の場所も。
体験的には暗い状態でプレイするのがいいんでしょうが、2周目は設定でMAXまで明るくしてプレイしました。
まとめ:「リトルナイトメア」をプレイした感想・評価
以上、「リトルナイトメア」をプレイした僕の感想を紹介させてもらいました。
良かった点 | 悪かった点 |
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このゲームをプレイしてみて、以下のような人におすすめできる作品だと思いました。
- ホラーゲームが好きなひと:キモかわいいキャラデザながらも、敵から隠れる緊張感と敵に追いかけ回される恐怖を体験できて、大人でもハラハラさせられます。
- 短時間でプレイできるゲームを探しているひと:4時間程度でゲーム本編をクリアでき、短い時間で独特な世界観を体験できます。
ムービーや会話は一切登場しないながらも衝撃的な描写が多く、プレイするひとによって解釈が分かれる、もはやアート作品のようなホラゲー。
実際にプレイしてみると、どことなく「千と千尋の神隠し」を彷彿させる独特の世界観で、熱狂的なファンが多いのも納得でした。
ぜひ実際にプレイして、クリア後に考察してみてください!
ではではっ!