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こんにちは!音ゲーは好きなのに下手くそすぎる「どせいくん」(@zyamirasu)です。
今回は、スクエニ×インディーズゼロの「シアトリズム ファイナルバーライン」をプレイしました。
「シアトリズム ファイナルバーライン」は、2014年に3DSで発売された「シアトリズムFF カーテンコール」の続編です。
このゲームを一言で表現すると「当時の記憶が蘇る音ゲー」。
FF1〜15のナンバリング作品とスピンオフ作品のBGMが収録されていて、楽曲を聞いていると、本編をプレイしていた無垢な頃の記憶が蘇ってきて懐かしい気持ちになりました!
このゲームをプレイした評価は☆4.0。
ゲーム性 | |
ストーリー | ストーリーなし |
演出 | |
ボリューム | |
親切さ | |
完成度(ゲームバランス、バグ) |
ちなみに、今回僕がプレイしたのはPS4版で、プラチナトロフィーを取得済みです。
詳しい感想は以下にまとめたので、ぜひ参考にしてください。
もちろんネタバレには最大限注意してあるので、安心してどーぞ!
良かった点 | 悪かった点 |
|
|
目次
「シアトリズム ファイナルバーライン」の基本情報
「シアトリズム ファイナルバーライン」の基本情報は以下です。
対応機種 | PS4、Switch |
発売日 | 2023年2月16日 |
ジャンル | シアターリズムアクション |
価格 | 【パッケージ版】 通常版:6,380円(税込) 【ダウンロード版】 通常版:6,380円(税込) デジタルデラックスエディション:9,680円(税込) プレミアムデジタルデラックスエディション:11,880円(税込) |
販売 | スクウェア・エニックス |
開発 | インディーズゼロ |
クリア時間(実績) | 10時間(クリア) 72時間(トロコン) |
「シアトリズム ファイナルバーライン」はどんなゲーム?
「シアトリズム ファイナルバーライン」の特徴は以下です。
「音ゲー」と「RPG」が融合
このゲームは「音ゲー」と「RPG」が融合したようなゲームで、音ゲーに合わせてモンスターとバトルするのが最大の特徴です。
音ゲーの部分ではよくある音ゲーのように、画面を流れてくるトリガーがジャストサークルと重なったらボタンorステック入力します。
トリガーには、
- タッチトリガー(赤):ボタンを押す
- スライドトリガー(黄):矢印の方向にスティックを倒す(矢印2つの場合は、左右のステックを操作)
- ホールドトリガー(緑):長さの分だけボタンを押し続けて離す
- ホールドスライドトリガー(緑):長さの分だけボタンを押し続けて、矢印の方向にスティックを倒す
の4種類があって、それぞれ違う操作が要求されます。
上記のプレイヤーの操作がバトルと連動していて、ボタン入力がうまくいけばパーティが敵に攻撃して、逆に、ボタン入力がうまくいかずBADやMISS評価になったらパーティが敵の攻撃を受けます。
最終的に、画面右下のパーティのHPが0になる前に楽曲が終了すればクリア、HPが0になるとゲームオーバーとなります。
ちなみに、ボタン入力がうまくいった数が一定数に到達すれば、強力なアビリティが発動します。(スクショボタン押したときに、MISSになっているのはご愛嬌!笑)
アビリティには敵に大ダメージを与えたり、HPを回復したりといろんな効果を持ったアビリティがあります。
また、ボタン入力の成功などで溜まるゲージがMAXになると召喚獣を召喚できます。
歴代FFのBGMの音ゲー
このゲームの楽曲には、歴代FFのBGMが使われています。(DLCにはFF以外のスクエニゲームのBGMもあります)
楽曲は、
- BMS(バトルミュージックステージ)
- FMS(フィールドミュージックステージ)
- EMS(イベントミュージックステージ)
の3つに分類されて、それぞれに以下のような特徴があります。
BMS(バトルミュージックステージ)
BMSはモンスターとのバトルが連続する楽曲で、アップテンポの曲が多いです。
3つのミュージックステージで一番数が多くて、このゲームの基本となるミュージックステージと言えます。
FMS(フィールドミュージックステージ)
FMSは、バトルの間に移動がある楽曲です。
バトルがメインじゃないからか、このミュージックステージでは召喚獣が使えません。
トリガーの形に合わせてスティックを上下させるFMS専用のトリガーが登場するのも特徴のひとつです。
ゆったりとした曲が多いので、BMSと比べると簡単な印象ですね。
EMS(イベントミュージックステージ)
EMSは、各タイトルの名場面が背景となった楽曲です。
このミュージックステージでは、トリガーが上から流れてきます。
とにかくかっこいいので、テンションぶち上げ間違いなし!
このゲームに収録されている楽曲はこちらを参照してください。
歴代FFのキャラクターが登場するバトル
楽曲中のバトルでは、歴代FFのキャラクターが登場してバトルします。
バトルに参加できるのは4人で、楽曲前にあらかじめパーティを編成しておきます。
また、アビリティを3つと召喚獣を召喚するのに必要な「召喚石」を1つセットできます。(カーテンコールではアビリティを4つまでセットできましたが、今作は1つ減ってます)
ちなみに、バトルに参加したキャラクターは曲をクリアすると経験値が入って、キャラクターのレベルが上がることがあります。
レベルが上がるとステータスが上がるのと同時に、新しいアビリティを覚えることがあります。
マルチプレイも可能
このゲームでは、シングルプレイだけでなく、
- ローカルマルチで協力プレイ
- 最大4人のオンラインマルチ対戦
もできます。
ローカルマルチでは上2段と下2段を2人で分担してプレイします。
家族や友達と遊ぶ用のタイトルとしても最適ですね!
「シアトリズム ファイナルバーライン」の良かった点
「シアトリズム ファイナルバーライン」の良かった点は以下です。
音ゲー初心者も楽しめる
このゲームは曲ごとに、
- 基本
- 熟練
- 究極
- 超絶
の4つの難易度を選べます。
音ゲーって普段音ゲーをプレイしないひとにとっては難しいイメージがありますが、このゲームは難易度「基本」がクリアできればエンディングが見れるし、トロコンだってできてしまいます。
難易度「基本」は音ゲーが下手くそな僕でもフルチェーン(BADとMISS評価を1度も出さない)やフルクリティカル(全部CRITICAL以上の評価)でクリアできるレベルの難易度です。
トロコンを目指すと、「究極」をクリアしろという鬼クエストを突きつけられることも稀にありますが、ダメージを減らしたり、HPを回復するアビリティを持っているキャラを入れておけば、僕でもクリアできました。(クエストについては後述します)
なので、普段は音ゲーしないけど、FFのBGMが好きだからプレイしてみたいというひとは、迷わずプレイしてほしいです!
クエスト達成に試行錯誤が必要
すべての楽曲には、
- モンスターを○体以上倒そう!
- ボスモンスターを登場から○秒以内に倒そう!
- アビリティを○回以上発動しよう!
といったクエストが1つ設定されていて、すべてのクエストを達成することがトロフィー要素にもなってます。
このトロフィーを入手するのが難しめで、中には仲間のアビリティの発動タイミングを揃えるなどの調整が重要になってくるようなクエストがあります。
単純にレベルを上げればクエストを達成できるというものじゃないので、「このキャラのこのアビリティとこのキャラのこのアビリティを組み合わせてみよう!」と試行錯誤してパーティ編成を考えるのが楽しかったです。
キャラが差別化されている
このゲームには歴代のFFのキャラが104人も登場します。
各キャラクターは、
- 物理タイプ
- 魔法タイプ
- 防御タイプ
- 回復タイプ
- 召喚タイプ
- 探索タイプ
- 支援タイプ
の7つのタイプに分類されて、タイプごとに覚えるアビリティの傾向がありますが、キャラごとに得意な属性が違ったりと覚えるアビリティの組み合わせはそれぞれ違います。
それに加えて、各キャラ固有のアビリティを持っているので、登場するキャラ1人1人がうまく差別化されています。
汎用パーティみたいなものはなく、クエストの内容やレベル上げ、アイテム集めといった目的に応じて、使用するキャラを組み入れることが多かったです。
クリア後もやり込める
このゲームにはストーリーはありませんが、一応エンディングはあります。
エンディングを見た後も、
- 全楽曲のクリア
- クエストのコンプリート
- 高難易度のクリア
- 召喚石の厳選
- 全キャラのレベルMAX
- オンラインマルチ対戦
など、まだまだやることはいっぱい残っています。
さらに、有料DLCで楽曲を増やすこともできるので、長く遊べること間違いなしです!
かくいう僕も、トロコンしたものの、まだ「熟練」を半分ほどしかクリアできていません。
「シアトリズム ファイナルバーライン」の悪かった点
「シアトリズム ファイナルバーライン」をプレイしていて、残念に感じた点は以下です。
チュートリアルの情報が不足している
このゲームのチュートリアルは、特にバトルに関する情報がかなり薄いように感じました。
例えば、
- HPはリーダーのHPだけが反映されるのか、パーティ全員のHPが反映されるのか?
- アビリティの効果(例えば、アイテムのドロップ率アップ)が重複するのか?
- 同じタイミングで発動するアビリティを2人以上がセットしている場合の発動する順番は?
はゲーム内のどこを見ても解説がありません。
中にはいまだにシステムがよくわからないない部分もあります。
バトルの細かい部分についても公式の情報が欲しかったですね。
パーティのセット枠が少ない
パーティは5枠のセット枠がありますが、ぶっちゃけ全然足りませんでした。
- レベル上げ中のパーティ
- 召喚石集めパーティ
- コレカ集めパーティ
- アイテム集めパーティ
- 高難度用パーティ
に加えて、クエストタイプごとのパーティとセットしたいパーティを挙げるとキリがありません。
ほぼ毎回メンバーを総取っ替えするのは、さすがにめんどいので、もう少し枠が多いとうれしかったです。
プレイしていないタイトルは楽しさ半減
このゲームには、FF1〜15とクライシスコアFF7などのスピンオフ作品といったFFの幅広い作品が収録されています。
なので、実際に僕もやったことがないタイトルも何個かありました。
ただ、やっぱりプレイしたことあるタイトルの方が当時の記憶が蘇ってきて、楽しかったですね。
特にFF11とFF14の曲数が他のタイトルと比べて多めです。(僕はFF11をプレイしたことがなかった。。。)
召喚獣がレーンに被って見にくい
これはマジで細かいことなんですが、召喚獣を召喚したとき必ずレーンに被るんですよね。
特にフェニックスは赤いトリガーと同化して、助けてくれるはずの召喚獣がプレイの邪魔をしてきます!笑
一応、設定でトリガーの色を変えられるので、気になるひとは設定を変えてみてください。
まとめ:「シアトリズム ファイナルバーライン」をプレイした感想・評価
以上、「シアトリズム ファイナルバーライン」をプレイした僕の感想を紹介させてもらいました。
良かった点 | 悪かった点 |
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このゲームをトロコンまでプレイしてみて、以下のような人におすすめできる作品だと思いました。
- FFシリーズを幅広くプレイしているひと:FF1〜15のナンバリング作品とスピンオフ作品のBGMが385曲収録されています。有料DLCでFF以外のスクエニ作品も追加できます。
- やり込めるゲームを探しているひと:やり込み要素が豊富で、エンディング後もまだまだ楽しめます。
- マルチプレイ対応のゲームを探しているひと:ローカルマルチの協力プレイとオンラインマルチ対戦に対応しています。
FF1〜のナンバリング作品とスピンオフ作品が収録されているので、楽曲を聞いていると、子どもの頃に本編をプレイしていたときの記憶が蘇ってきて懐かしい気持ちになりました。
しかも、ちょうどFF1〜6のピクセルリマスターが発売されたばっかりなので、いますぐFF1〜6をぶっ通しでプレイしたい気持ちでいっぱいです!笑
FFシリーズが好きなひとは、ぜひこの作品も1度プレイしてみてください!
ではではっ!