© 2023 Electronic Arts Inc.
こんにちは!Apexプラチナランク床ぺろ勢の「どせいくん」(@zyamirasu)です。
今回はEA Originals×Ascendant Studiosの完全新作シューティングアクション「アヴェウムの騎士団」をプレイしました。
このゲームを一言で表現すると「シューティングとアクションの両立」。
シューティングゲームというと少しもっさりした動きをするようなゲームが多いですが、Apexのように他のシューティングゲームにはないスピード感あるバトルが楽しめる作品でした。
このゲームをプレイした評価は☆3.5です!!!
ゲーム性 | |
---|---|
ストーリー | |
演出 | |
ボリューム | |
親切さ | |
完成度(ゲームバランス、バグ) |
ちなみに、僕がプレイしたのはPS5版ですが、今回はプラチナトロフィーを未取得。
というのも、トロフィーの獲得条件を満たしてるのに、なぜかトロフィーがもらえないバグに遭遇しているんですよね。泣
そんな悲しみを引きずりながらも、がんばって詳しい感想をまとめたので、ぜひ参考にしてください。
なお、ネタバレには最大限注意してありますが、記事の特性上、多少のネタバレを含んでいる可能性があるので注意してください!
良かった点 | 悪かった点 |
---|---|
|
|
目次
「アヴェウムの騎士団」の基本情報
「アヴェウムの騎士団」はEAの完全新作シューティングアクションです。
「魔法FPS」と言われてますが、対戦型FPSではなく1人プレイ専用である点に注意!
対応機種 | PS5、XSX、Steam、Epic、EA |
---|---|
発売日 | 2023年8月22日 |
ジャンル | シューティング |
価格 | 【パッケージ版】 スタンダードエディション:9,700円(税込) 【ダウンロード版】 スタンダードエディション:9,700円(税込) デラックスエディション:10,700円(税込) |
販売 | EA Originals |
開発 | Ascendant Studios |
クリア時間(実績) | 19時間(クリア) 52時間(トロコン)←バグがなければ |
「アヴェウム」では、魔法の支配をめぐって何千年もの間戦争が続いていた。
アヴェウムは5つの王国から成るが、すでに3国は撤退し、現在は主人公「ジャック」が暮らす「ルシウム」と「ラシャーン」が争う構図になっている。
「ジャック」とその友人「ルナ」はルシウムのセレンという街で貧しく暮らしていた。
しかし、ある日、ラシャーン軍がセレンに攻め入り、セレンに住む多くの人が殺される。
そこには、ルナやひとつ屋根の下で暮らしていた仲間も含まれていた。
目の前でルナを殺された「ジャック」は怒りで三色の魔法の力を目覚めさせ、その力でラシャーン軍を追い返す。
その様子を見ていたルシウム陸軍元帥「カーカン」はジャックに目を付け、ルシウム軍になることを望んだルナが正しかったことを証明するため、ジャックもルシウム軍になることを望んだ。
こうして、5年もの厳しい指導を乗り越えて正式にルシウム軍兵士となったジャックは、終わりのない戦争「エバーウォー」に足を踏み入れこととなる。
「アヴェウムの騎士団」はどんなゲーム?
「アヴェウムの騎士団」の特徴は以下のとおりです。
高低差のあるフィールド
アヴェウムの騎士団はオープンワールドではなく、独立したフィールドが複数あってフィールド同士が繋がっているようなマップです。
メインストーリーに沿ってアヴェウム各地を巡っていくのですが、1つのフィールドは行ったきりじゃなく、たいていのフィールドは後で戻って再探索できます。
ポータルを使えば解放済みのポータルまでファストトラベルも可能。
どちらかというと1本道に近いフィールドですが、随所に魔法を使った仕掛けや宝箱が散りばめてあって探索が楽しめるようにしてあります。
ちなみに、このゲームにはサブストーリーがありません。最近のゲームにしては珍しいですね!
3種類の基本呪文を使い分ける
アヴェウムの騎士団は魔法を使ったシューティングアクションで、魔法を使って敵とバトルします。
主人公のジャックが使える魔法は大きく分けて、
- 青魔法
- 赤魔法
- 緑魔法
の3つ。
青魔法の基本呪文(ストライク呪文)はセミオートライフルのようなイメージで、1発の威力が中くらいの単発の弾を直線上に放ちます。
敵の弱点に当てるとクリティカルが発生するのもこの魔法の特徴です。中距離〜長距離に最適。
赤魔法の基本呪文(ストライク呪文)はショットガンのようなイメージで、連発はできないけど、1発の威力が高い弾を放ちます。
ショットガンにように攻撃範囲が広いのもこの魔法の特徴です。近距離に最適。
緑魔法の基本呪文(ストライク呪文)はサブマシンガンのようなイメージで、1発の威力は弱いけど連射できます。
放った弾が敵を追跡するのもこの魔法の特徴です。近距離〜中距離に最適。
上記のストライク呪文はマナ(いわゆるMP)を消費しないので、このゲームで1番よく使う基本魔法です。
バトル中に「△」ボタンで切り替えられるので、敵との距離や敵の種類に応じて使い分けるのがオススメ。
どことなく「Ghostwire: Tokyo」を彷彿させるバトルシステムになってます。
マナを消費して強力な必殺技を放つ
マナ(いわゆるMP)を消費して強力な必殺技(フューリー呪文)が使えます。
最初に覚えるフューリー呪文は「シャター」。
スパイク状に爆発して、範囲内の敵にダメージを与える魔法です。
ストーリーを進めれば、シャター以外にもいろんな呪文を覚えていきます。
消費したマナは、倒した敵がたまに落とすマナクリスタルを使って回復できます。
マナクリスタルは結構頻繁に手に入るので、フューリー魔法は惜しみなく使ってOK!
スキルツリーで魔法を強化
「昇華の力」を消費して魔法を強化できます。
昇華の力はジャックが敵を倒したりして「マグナスランク」が上がったときに、1つ貯まります。
新しい魔法はスキルツリーではなく各地にある「魔法の祭壇」で習得が可能。
メインストーリーを進めていれば、自然と「魔法の祭壇」を巡って、ほとんどの新しい魔法が習得できるようになってます。
装備を作成・強化
魔法の力を強化するシギルなどを装備してジャックを強化できます。
街やフィールドのところどころで見かける鍛冶場では、新しい装備を作成したり、強化することができます。
ただし、装備の作成・強化にはゴールドや対応する色(青、赤、緑)のエッセンスが必要です。
エッセンスは敵を倒したり、宝箱から入手できます。
「アヴェウムの騎士団」の良かった点
「アヴェウムの騎士団」の良かった点は以下です。
スピード感ある魔法バトルが爽快
アヴェウムの騎士団の最も良かった点は「操作性の良さ」!
シューティングゲームというと少しもっさりした動きをするようなゲームが多いですが、人気FPSの「Apex Legends」のようにバトルにスピード感があって爽快でした。
シューティングアクションなのでエイム力が求められたり、敵との距離に応じて魔法の種類を変えたりと、シューティングアクション好きならきっと楽しめるバトルに仕上がっています。
個人的にはショットガンをイメージした赤魔法が好きで、赤魔法をメインで育てて近距離戦を楽しんでいました。
謎解きが楽しい
アヴェウムの騎士団はバトルだけじゃなく、謎解き要素も楽しい。
フィールドにはところどころ魔法を使った仕掛けがあります。
上の画像の青いのは青魔法を当てると何かしらの反応を示すスイッチで、この場面では青魔法を当てるとエレベーターが降りてきて、先に進めるようになります。
中には1つのスイッチが作動している間にもう1つのスイッチを操作しないといけないような複雑な仕掛けも。
ストーリーを進めるとこういった仕掛けを解かないと先に進めない場所に遭遇して、バトルとはまた違った楽しみ方ができます。
高低差のあるフィールドの探索が楽しい
1本道に近いフィールドですが、「シュラウドフェーン」や「金の宝箱」が隠されていて、それを見つけながらのフィールド探索が楽しかったです。
シュラウドフェーンはミニダンジョンへのポータルみたいなもので、ミニダンジョンをクリアすると最大HPを上げるアイテムなどの報酬があります。
時にはかなり見つけにくい場所に隠されているものもあり、見つけたときの達成感は格別!
マップ右上に残りの数が表示されるので、無駄に歩き回る必要がなかったのも親切で良かったですね。
ローンチから意外とバグが少ない
EA企画のゲームということで、ローンチ後のバグにはかなり怯えていましたが、いざプレイしてみると意外とバグが少なかった印象です。
ゲームの最適化のために1ヶ月発売が延期されてされたのですが、もしかしたらその効果が出たのかもですね!
字幕が日本語訳されていない場面がありましたが、音声は日本語なのでそんなのは問題なし。
が、しかし!!!
上でも話しましたが、最高難易度でゲームクリアしてもトロフィーがもらえなかったバグだけは僕はまだ許してません!
俺のプラチナトロフィー返せ!泣
とはいえ、少なくともゲームは快適にプレイできます。悔しいけどこれはマジ。
「アヴェウムの騎士団」の悪かった点
「アヴェウムの騎士団」をプレイしていて、残念に感じた点は以下のとおりです。
新しい単語が解説なしで登場する
ストーリー序盤から、
- ライト軍
- マグナス
- アンフォーシーン
- ライトレス
といった初めて聞く単語が連発して、頭の中は大混乱。
序盤から迷子でした。笑
基本的にストーリー中に単語の解説はないので、自分で「日誌」を読んで世界観を理解する必要があります。
日誌の内容はストーリーを進めていると追加されます。
2周目をプレイして初めてストーリーの詳細がつかめたので、1周だけでストーリーすべてを理解するのはなかなか難しいかも。
クリアまでのボリュームが少ない
ストーリーは少し短めで、19時間ほどでクリア。
というのも、サブストーリーがなかったので、メインストーリーがサクサク進みました。
このボリュームなら、サブストーリーなんかの寄り道要素があっても良かったかなと思います。
時限トロフィーがある
このゲームには普通にプレイしていたら取り逃してしまうような憎き「時限トロフィー」がいくつかあります。
なので、1周でトロコンしてしまいたいひとは攻略情報を見ながらプレイすることを強くオススメします。
しかも、完全オートセーブで、ストーリーの進行度でセーブデータをストックしておくことができないので、1度通り過ぎてしまうと取り返しがつきません。
さらに悪いことに、強くてニューゲームがないので、もしトロフィーを逃してしまった場合は新しいデータで1から始めることになります。
取り返しのつかない要素に関しては、マジで不親切すぎるぜ。このゲーム!!!笑
以下の記事に、取り返しのつかない要素をまとめておいたので気になるひとは見てください。(ネタバレ注意)
ムービーのスキップができない
最近のゲームじゃほとんどがムービーのスキップ機能を付けてあるのに、このゲームにはスキップ機能がありません。
2周目であっても同じムービーをフルで見ないといけないので苦痛です。
僕もプラチナトロフィーは欲しいけど、さすがに3周目は諦めました。
それに、次もしクリアしてもトロフィーがもらえなかったら、きっと発狂してしまうので。笑
まとめ:「アヴェウムの騎士団」をプレイした感想・評価
以上、「アヴェウムの騎士団」をプレイした僕の感想を紹介させてもらいました。
良かった点 | 悪かった点 |
---|---|
|
|
このゲームを実質トロコンまでプレイしてみて、以下のような人におすすめできる作品だと思いました。
- シューティングアクションが好きなひと:エイム力が求められたり、敵との距離に応じて魔法の種類を変えたりと銃を使ったシューティングアクションと似たバトルシステムです。
- 謎解きが好きなひと:フィールドのところどころに魔法を使った仕掛けがあって、バトルだけじゃなく、謎解きも楽しめます。
シューティングゲームというと少しもっさりした動きをするようなゲームが多いですが、Apexのように他のシューティングゲームにはないスピード感あるバトルが楽しめる作品でした。
トロフィーがもらえないバグに遭遇して苦い思い出になったゲームですが、シューティングアクションが好きなひとならプレイしておいて損はしないはず。
とはいえ、多少のエイム力が求められるので、シューティングアクションが苦手なひとには「ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク」がオススメです。
豪快なバトルと謎解きが楽しめる王道アクションゲームです。
では今回はこの辺で!